くまお、遊ぶ。

いい歳こいたおっさんの遊び。

くまお、遊ぶ。

Bluetoothでバランス接続を楽しむ!注文していたレシーバーが着弾!音質良し!いい買い物でした!

皆さん、聴いてますかーッ!

 

注文していたBluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)が2/11(金)に届き、あれこれ弄ったり聴いたりして数日遊んでいた、おっさん僕です!

 

先日の記事で、Bluetoothでバランス接続を楽しむ方法を色々と考えて、最終的にDAPではなくレシーバー(アンプ)を導入することに決めて注文したことを書きました。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

もう1つの記事で、Bluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)と組み合わせて使うトランスポーターとして、Jelly Proに注目して手持ちの機器を使って事前検証をした結果を書きました。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

そして、手元に届いたモノはコチラです。

 

 

RADSONE EarStudio ES100

Jelly Pro と RADSON EarStudio ES100 と CCA C12

Jelly Pro と RADSON EarStudio ES100 と CCA C12

ああ、やっぱりか!と思ったアナタ!鋭い!

記事のボリュームが明らかに他の機種よりも多かったですから、バレバレでしたね🤣

3機種とも甲乙付け難い良機だと思いますが、一番小さくて一番軽いこと、アップサンプリングができること、そして販売価格の安さが決め手となりました。

ちなみに購入先はパソコン工房で、購入価格は¥6,980-(税込)でございました。

ES100 Mk2と外装意外に違いはないようですが、無印が故に安いのかも?

ファームウェアは最新の2.0.2になっていたので、自分でアップデートする必要はありませんでした。

それでは開封して参りましょう。

外箱

ES100の外箱 と Jelly Pro と iPhone7 Pkus。外箱ちっちゃ!

ES100の外箱 と Jelly Pro と iPhone7 Pkus。外箱ちっちゃ!

実にシンプルな紙の箱です。そして、すでに箱の時点でもう、とても小さい。

この小さい箱に入っているんだから、本体は、そりゃあもう極小間違いない。

 

内容物、付属品

箱の中身は本体、説明書、USBケーブル。

箱の中身は本体、説明書、USBケーブル。

内容物もとてもシンプル。本体、説明書、USBケーブル。

 

本体

本体正面。下側面にmicroUSB端子があります。

本体正面。下側面にmicroUSB端子があります。

本体右側面に2.5mmバランス端子、再生ボタン、曲送りボタン、曲戻しボタンがあります。

本体右側面に2.5mmバランス端子、再生ボタン、曲送りボタン、曲戻しボタンがあります。

本体左側面に3.5mmアンバランス端子と音量+ーボタン、マイクがあります。

本体左側面に3.5mmアンバランス端子と音量+ーボタン、マイクがあります。

裏面斜め下から。

裏面斜め下から。

裏面斜め上から。

裏面斜め上から。

本体正面に円状のLEDインジケータがあります。

本体正面に円状のLEDインジケータがあります。

本体の前面はブラック、側面は銀色、背面はクリップになっていて銀色で真ん中にロゴ入り。

とてもシンプルです。そして、とても小さい。

こんな小さいのに、ちゃんと3.5mmシングルエンド端子(前面から見て左側面)と2.5mmバランス端子(前面から見て右側面)が付いているのが何気に凄い。

前面には円状のLEDがあり、バッテリー状態や再生状態、充電状態によって色と点灯/点滅パターンが変わります。

コントロールは左側面の音量+ーボタン、右側面の再生ボタン(電源ボタンを兼ねる)、曲送りボタン(長押しでアンビエントモードをトグル切り替えできる設定あり)、曲戻しボタン(長押しでペアリングモード)があります。

また、左側面にはマイクがついているので通話にも使えますね。アンビエントモードにすると音楽とマイクで拾った音をミックスさせて聴くことができます。このモードは、電車などでイヤホンを外すことなく車内アナウンスを聴くのに使えるそうですが、このモードを自宅リビングで試してみた感じ、テレビの音よりも衣擦れの音を大きく拾って耳障りでした。ちょっと使いどころが難しいですね。オマケ機能と思ったほうが良いかも。

ES100とJelly Proのサイズ比較。ES100はとても小さい!

ES100とJelly Proのサイズ比較。ES100はとても小さい!

ES100とJelly Proのサイズ比較。ES100はとても小さい!

ES100とJelly Proのサイズ比較。ES100はとても小さい!

Jelly Proと比較した写真を見ての通り、ES100はとにかく小さいです。

ほんと、小さい。嵩張らないので電車内で使うのに向いてますね。小さすぎて無くしそうなので気をつけないと。

製品仕様

製品仕様は以下の通りです。

  RADSONE EarStudio ES100/td>
サイズ 2.5 x 5.0 x 1.3 cm
重量 20 g
連続再生時間 14 時間
入力 Bluetooth5.0 A2DP or USBDAC
出力

2.5mmバランス端子

3.5mmアンバランス端子

DAC Asahi Kasei AK4375a ×2
出力インピーダンス 0.5 - 1 Ω
対応コーデック LDAC、aptX、aptX HD、AAC、SBC

 

とにかく小さくて軽い!素晴らしい!(何度も書きたくなるほど、小さい!)

連続再生14時間はシングルエンド接続のノーマルモードでアップサンプリングしない状態のようですので、音質を考慮した設定では少し短くなるようです。KZ Bluetoothアップグレードケーブルが10時間ですが連続再生時間に何ら不満がありませんので、この機種も全く不満なく使えそうです。

次に無線周りですが、Bluetooth 5.0かつ一通りのコーデックに対応しているので、iPhoneでもAndroidでもDAPでも、何と繋いでもバッチリ使えるのが良いですね。

聴いた感じは極めて良好、高音質!

素晴らしい!

この一言に尽きます。ヤバいです、コレ。すげーイイ音。

先に書いちゃいますが、手っ取り早くBluetoothでバランス接続の多ドラ中華イヤホンの音を高音質で存分に楽しめる最適解であることは間違いありません。買って大正解!

まずシングルエンド接続でも十分に音が良いです。解像度が高く、分離もよく、クリアな音が出ます。シングルエンド接続はハイパフォーマンスモードで聴くのがオススメです。

お目当てのバランス接続ですが、これはもう、さすがです。シングルエンドよりも更に繊細な音を表現してくれます。やりたかったことが想像以上期待以上にいい感じに実現できたので、ゴキゲンです!😋

そしてもう一つのお目当てのアップサンプリング機能ですが、これがまたいい感じですね。より繊細な音がハッキリ浮き上がり、音の輪郭がよりハッキリする感じです。また、16bit/44.1kHzの音源をアップサンプリングx4倍設定で聴いた後でアップサンプリングを等倍(OFF)にして聴くと少しばかりザラッとした感じに聞こえて、あきらかに滑らかさが違うのがわかりました。

(念のため補足ですが、アップサンプリングOFFで音質が悪いといいたいのではなく、OFFにしていても十分に良い音質です。アップサンプリングをON→OFFと切り替えて聴き比べるとハッキリ違いがわかる=アップサンプリングの効果があると実感できる、と言いたかった次第です、はい。)

なおES100の音質傾向はややあっさり目で、クリアで締まった聴きやすい音、という印象です。音を盛ったり変な脚色をすることなく、恐らく原音ままの再生を目指しているのだと思います。その分、イヤホンの特性がモロに出る機種だと思います。

Bluetooth接続

いくつかの手持ちのデバイスとES100をBluetoothで接続してみました。

Jelly Proと接続

Jelly ProとES100の接続をEarStudioアプリで確認。LDACで、再生時の転送データは24bit/44.1kHz。

Jelly ProとES100の接続をEarStudioアプリで確認。LDACで、再生時の転送データは24bit/44.1kHz。

Jelly Proとの接続はLDACになりました。

画面左側InputのBluetoothマーク下の表示から、再生時には24bit/44.1kHzで転送されているようです。

FLAC192kHz/PCM48kHzのハイレゾ音源でも24bit/44.1kHzになりました。

開発者オプションから96kHzを指定すると24bit/96kHzで転送されますが、音質的には違いがわかりませんでした。デバイス側でアップサンプリングする仕組みはないでしょうから、当たり前といえば当たり前ですね。

Jelly Proと繋いで再生した感じは特段変なところはまったくなく、むしろとても音が良いです。事前検証のとおりBluetooth経由でデータを脚色せず淡々と送っていて、音質はレシーバー側のDACとアンプに委ねられているということですね。

それと、画面右側Outputにある再生情報を見てのとおり、アップサンプリングx4設定がちゃんと反映されています。前述の通り、アップサンプリングの効果は大きいです。

iPhone7 Plusと接続

iPhone7 PlusとES100の接続をEarStudioアプリで確認。AACで、再生時の転送データは24bit/44.1kHz。

iPhone7 PlusとES100の接続をEarStudioアプリで確認。AACで、再生時の転送データは24bit/44.1kHz

iPhoe7 Plusとの接続はAACになりました。

期待どおり想定どおりですね。

転送は16bit/44.1kHz。再生した音源がCDから取り込んだものなので、劣化なく転送できているということでしょうか。

再生音質も良好です。ただ、Jelly Proと繋いだときのほうが音が良い気がします。

Xperia XZ3と接続

Xperia XZ3とES100の接続をEarStudioアプリで確認。LDACで、再生時の転送データは24bit/96kHz。

Xperia XZ3とES100の接続をEarStudioアプリで確認。LDACで、再生時の転送データは24bit/96kHz。

Xperia XZ3との接続はJelly Proと同様LDACになりました。

ハイレゾ音源を再生させてみたところ、転送データのレートが24bit/96kHzになりました。音質は極めて良好で、再生音質もちゃんとハイレゾになっていると思われます。

良い音をポータブルで楽しむなら、我が家のデバイスの中ではXperia XZ3をトランスポーターに使うのが最良と思いました。

GRANBEAT DP-CMX1と接続

GRANBEAT DP-CMX1とES100の接続をEarStudioアプリで確認。aptX HDで、再生時の転送データは24bit/48kHz。

GRANBEAT DP-CMX1とES100の接続をEarStudioアプリで確認。aptX HDで、再生時の転送データは24bit/48kHz。

そしてGRANBEAT DP-CMX1との接続。

こちらはaptX HDで繋がりましたが、転送レートは24bit/48kHz。ちょっと想定外に低めの値になりました。

再生音質自体は決して悪くありませんが、ハイレゾ音源をきちんと楽しむには有線接続する必要あり、ですね。

まあ、このGRANBEAT DP-CMX1にはそもそも本体にバランス端子があって、DAPと呼ぶほうがしっくりくるようなキワモノシロモノですから、あえてBluetoothハイレゾ音源を聴くモチベーションはない、といったところでしょう。

番外編:Shanling M2sと接続

Shanling M2sとES100の接続をEarStudioアプリで確認。aptXで、再生時の転送データは16bit/44.1kHz。

Shanling M2sとES100の接続をEarStudioアプリで確認。aptXで、再生時の転送データは16bit/44.1kHz。

最後はDAPとの接続。

Shanling M2sはiOS機でもAndroid機でもありませんのでEarStudioのアプリは使えません。このため、ES100のマルチポイント接続機能を使ってiPhone7 Plusと同時接続させ、iPhone7 PlusのEarStudioアプリを確認しました。

接続はaptXで、転送レートは16bit/44.1kHzでした。FLAC196kHz/PCM48kHzのハイレゾ音源を再生しても転送レートは変わらず。

再生音質は十分良いですが、音の傾向としてはM2sは濃い目、ES100があっさり目と明確に違いがあります。

M2sで再生するときはM2sの音で聴きたいときなので、そもそも使用シーンとしてM2sをトランスポーターとして使うシーンがなさそうです。

まとめ

RADSONE EarStudio ES100は事前調査内容から想定していた通り、Bluetooth接続でCD音質相当の再生ができて、アップサンプリング機能を使うことでより滑らかな音で再生してくれるものでした。音質はクセがなくクリアで解像度が高く、バランス接続することで更に繊細な音もキチンと再現してくれる良機で、販売価格もお安いので1台持っていて損はないと思います。

今現在スマートフォンで音楽鑑賞をしている人、特にハイレゾ対応のイヤホンを有線接続して聴いているけど物足りないと感じている人は、ES100を買うときっと幸せになれるでしょう。

また、リケーブル対応イヤホンを使っている人なら、ES100を買ってシングルエンド接続で聴いてからバランス接続ケーブルを買い足して聴き比べれば、一粒で二度美味しい思いができますね。

 

 

事前検証したJelly Proのトランスポーターとしての利用もES100との接続で十分な音質が確認できましたので、当面は主にJelly Proをトランスポーターとして使ってみようと思います。

というか今現在、Jelly ProにAmazon Musicアプリを入れて普通に使えてます。が、バッテリーの減りが思った以上に早いので、しばらく使い倒してみて少し様子を見て、いずれ記事にしたいと思います。

 

と言うわけで、Bluetoothでバランス接続を楽しむ手段を手に入れてゴキゲンな、おっさん僕なのでした!✌

 

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Jelly Pro はデジタルトランスポーターの夢を見るか?

皆さん、聴いてますかーッ!

 

まん防なので引き籠もってデジタルガジェットで遊んでいる、おっさん僕です!

 

先日の記事で書きましたとおり、Bluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)を注文して、到着するのが待ち遠しくて仕方がありません!

 

kumao130z.hatenablog.com

 

ただ黙って待っているのもつまらないので、Buetoothレシーバー(ポータブルアンプ)が届いたらどういう使い方をしようか、妄想を膨らませています🤔

 

GRANBEATにつなぐのもいいけど、どうせなら通勤電車でもスマートに選曲したい!

 

kumao130z.hatenablog.com

 

kumao130z.hatenablog.com

 

理想に近いのはShanling M2sだけれども、サブスクなストリーミング再生(要するにAmazon Music)ができないのが玉に瑕。


kumao130z.hatenablog.com

 

そこで、はたと気づいたのが jelly Pro。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

見よ、この小ささ!Shanling M2sよりも細身で、軽い!

見よ、この小ささ!Shanling M2sよりも細身で、軽い!

 

単体で有線接続で聴くとボワ〜ンとしたぼやけた音がやや不満で、おっさん僕的にはDAP代わりには向きませんが(贅沢者め!)、Bluetooth接続ならもしかすると...。

 

Bluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)が届くまでの暇つぶしにもなるし、いっちょ遊んでやるか!と思い立って、手持ちのBluetooth機器との接続を試してみました。

 

Jelly Pro が対応しているであろうコーデック

まずはネットで下調べをしてみましたが、Jelly Pro とBluetoothイヤホンなどをつなぐとHDオーディオの項目があるようですので、SBCのみということはなさそう。

もう少し調べてみると、開発者向けオプションから対応コーデックが見られるらしく、そこにはSBC、AAC、apt-X、apt-X HD、LDACが並んでいるとのこと。

 

実際に表示してみたところ、こんな感じでした。

 

Jelly Pro のBluetoothが対応するであろうコーデックの一覧表示画面

Jelly Pro のBluetoothが対応するであろうコーデックの一覧表示画面

 

Bluetoothのデフォルト設定内容

Bluetoothのデフォルト設定内容

 

デフォルトではコーデックがAAC、サンプリング周波数とビット数が44.1kHz/16bitのCD音質相当となっていますね。

表示を信じればLDACに対応しているので、注文したBluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)を高音質で鳴らせそうですね!

なおネット情報では、apt-X、apt-X HDはリストにあるものの実際には対応していないようです。

KZ Bluetoothアップグレードケーブルと接続

ちょうど手持ちのKZ Bluetoothアップグレードケーブルがapt-X対応なので接続して試してみたところ、apt-XではなくAACで接続されました。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

KZ Bluetoothアップグレードケーブルとの接続はAACでした。

KZ Bluetoothアップグレードケーブルとの接続はAACでした。

 

ネット情報の通り、apt-Xには対応指定なさそうな感じですね。

ですが、AACで繋がってくれるのでiPhone相当の音質といった感じでしょうか。

実際、Jelly Pro+KZ Bluetoothアップグレードケーブル+CCA C12で聴くと、iPhoneのときと遜色のない、解像度が高く分離も良い音で聴くことができました。

ただこのケーブル、よーく聴くと無音状態のときにノイズがあるんですよねえ...。KZ ASFとつなぐと特にこのノイズが気になります。

Sky-Free H88(TWS)と接続

続けてTWSとの接続です。

Sky-Free H88は、おっさん僕が中華イヤホン沼にハマるきっかけとなった諸悪の根源良機です。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

このイヤホンはapt-Xには対応せずAACに対応しています。

Jelly Pro との接続もちゃんとAACでつながりました。

Sky-Free H88(TWS)との接続もAACでした。

Sky-Free H88(TWS)との接続もAACでした。

 

最近は予備としてカバンに放り込んだまますっかり出番をなくしていたこのイヤホン、久々に引っ張り出して聴きましたが、やはり好きな音です。

ただ、多ドライヤホンの音に慣れてしまったせいか、この大好きな音を出してくれるTWSをもってしても解像度や分離があまいと感じてしまいますね。すっかり贅沢耳になってしまったようです。

Jelly Pro はデジタルトランスポーターの夢を見るか?

答えはもちろんYes!(何故か突然の真心ブラザーズ

バッテリーの少なさが気になりますが、音楽再生だけでバッテリー切れになったとしても、もともとサブのサブ的使い方をしているものですし普段はメイン回線Xperia XZ3(←いつの間に!?KingKong Mini2はどうした?とか訊かない!※)とサブ回線iPhone7 Plusで通話通信は問題ないし。

Jelly Proは小さいながら(いやむしろ、だからこその抜擢)立派なAndroidスマホなのでサブスクなストリーミングも問題なくできますし、単体では満足できない音質はBluetooth接続のイヤホンで解決できましたので、注文したBluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)とセットで運用することで、デジタルトランスポーターとしての役目を十分に果たしてくれそうです。

 

コンパクトなトランスポーター+コンパクトなポータブルアンプ=超スマートで超ゴキゲンなポータブルオーディオ環境の完成ですヨー!

 

2022/2/14(月)追記

先日、モノが着弾しました。

手持ちのデバイスと繋いだりした様子を記事にしましたので、よければ御覧ください。

kumao130z.hatenablog.com

 

2022/7/16(土)追記:

Unihertz Jelly 2 を買い足しまして、デジタルトランスポーターの座をそちらにスイッチさせました。ついでにiPhone7 PlusのおサイフケータイもJelly 2 にスイッチすることにしました。超優秀な超小型スマホをゲットして色々捗ります!

kumao130z.hatenablog.com

 

※KingKong Mini2 はJCOM回線で使ってましたが、今回Jelly ProにSIMを差し替えてしまったのでしばらくお休みです😅

 

と言うわけで、注文したBluetoothレシーバー(ポータブルアンプ)の到着をワクテカしながら待っている、おっさん僕なのでした!👍

 

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開封の儀!中華イヤホン KZ ASF はイヤピ交換必須&リケーブル推奨の、一筋縄でいかないやや難しい機種

皆さん、聴いてますかーッ!

 

またイヤホン沼の浅瀬をウロチョロしている、おっさん僕です!

 

今回は中華イヤホンで最もメジャーなKZから、ASFという5BA機を選んでみました。

kumao130z.hatenablog.com

 

この機種、一筋縄でいかない、なかなか難しい機種ですね。

しかも付属のイヤーピースとケーブルがかなりの曲者。というか、この付属品のせいでイヤホン本体の持つ本来の特徴を知る前に駄作認定されている可能性がありそう。

この機種はイヤーピース交換とリケーブルは必須ですね。

2022/1/31(月)一部修正:後述しますがリケーブルは必須とまでは言えなさそうです(加工は要りましたが)。

 

では、開封して中身を見てまいりましょう。

 

 

外箱

本のように開くタイプの外箱。内側には金属の銘板があって豪華な感じ。

本のように開くタイプの外箱。内側には金属の銘板があって豪華な感じ。

KZ ASFの外箱はかなり豪華な雰囲気ですね。

本のように開くタイプで、開いたら金属の銘板が目に止まります。

この時点では見た目の豪華さに気分が上がりましたが、開封して試聴しているうちに「外装を変に凝るくらいなら、付属品をもう少しなんとかしてほしい」と思うに至りました。

 

内容物、付属品

内容物はイヤホン本体、イヤーピース3サイズ、ケーブル、説明書、保証書。

内容物はイヤホン本体、イヤーピース3サイズ、ケーブル、説明書、保証書。

内容物はシンプルにイヤホン本体、イヤーピース(3サイズ)、ケーブル、説明書、保証書。

後述しますが、イヤーピース交換とリケーブルは必須です。

付属のものはASFでの使用はもちろん、他のイヤホンに流用しないほうが良いです。

 

外観

イヤホン

KZ ASF の外観。結構大きい。

KZ ASF の外観。結構大きい。

KZ ASF の外観。結構大きい。

KZ ASF の外観。結構大きい。

KZ ASFのデザインは立体的な模様がありますが、黒一色で塗られているため全体的に地味で落ち着いた印象を受けます。

耳に装着した状態でも悪目立ちしなくて良さそうですね。

 

TRN ST1、KZ ASF、CCA C12を並べてみました。ASFは大きい。

TRN ST1、KZ ASF、CCA C12を並べてみました。ASFは大きい。

TRN ST1、KZ ASF、CCA C12を並べてみました。ASFは大きい。

TRN ST1、KZ ASF、CCA C12を並べてみました。ASFは大きい。

TRN ST1、KZ ASF、CCA C12を並べてみました。ASFは大きい。

TRN ST1、KZ ASF、CCA C12を並べてみました。ASFは大きい。

KZ ASF(中央)とTRN ST1(左)とCCA C12(右)を並べてみました。

KZ ASFは一回り大きいですが、ステムは他2機種と比べて細く短いです。

形状も特徴的で、耳たぶ側に突起が出ています。この突起が耳の上の方のくぼみに収まる感じですが、この形状もまた、付属イヤーピースの収まりの悪さに加担しています。

とにかく付属品とASF本体との相性が悪すぎです。

 

イヤーピースがどうにも耳にフィットしない

付属のイヤーピースはステムをはめる部分が奥にオフセットされています。

付属のイヤーピースはステムをはめる部分が奥にオフセットされています。

付属のイヤーピースはペラペラの薄い素材で、ステムをはめる部分が奥にオフセットされています。

イヤホン本体のステムが短いので、付属のイヤーピースでは耳にシッカリフィットしない感じでした。Lサイズでも同様で、Sサイズは言わずもがな。

イヤーピースがフィットしない=密着感がなく耳穴の浅いところで引っかかった状態になるので(ケーブルの耳部分の形状も悪影響を及ぼしています)、音がきちんと耳の中に入って来ず、スカスカシャカシャカした薄っぺらい音に聴こえました。

イヤーピースは耳に合うものに交換するのがセオリーではありますが、それにしても付属のイヤーピースは残念ながら自分には全く使い物にならないです。

2022/1/31(月) 追記:

ASF が耳にフィットするイヤーピースを手持ちのものから見つけました。

ASF が耳にフィットするイヤーピースを手持ちのものから見つけました。

手持ちのイヤーピースを色々と試して、耳に馴染んでちゃんとした音が聴けるものを見つけました。

後述のとおり付属ケーブルの耳部分を炙って耳に合うよう変形させたのと合わせ技で、イイ感じに聴けるようになりました。

 

2022/2/12(土) 追記:

イヤーピースを新調しました。SpinFit TwinBlade EarTip CP240というものです。

イヤーピースを交換。SpinFit TwinBlade EarTip。

イヤーピースを交換。SpinFit TwinBlade EarTip。

二重構造のおかげで耳がしっかり塞がれて外の音が入って来ないので、音楽に没入できます。また、付属のイヤーピースで感じていたキンキンシャカシャカした感じと音がバラけすぎている感じが抑えられて聞きやすくなったと思います。

 

ケーブルは形状も音質も非常に残念

付属ケーブルは耳部分の形状がタイトで、イヤホン装着時の収まりを悪くする一因になってます。

付属ケーブルは耳部分の形状がタイトで、イヤホン装着時の収まりを悪くする一因になってます。

写真の白いほうがASF付属ケーブル、銅色がCCA C12付属ケーブルです。

ASF付属のイヤホンは耳部分の形状がタイトで、耳にかけるとイヤホンを上に引っ張る感じになってしまい、イヤホン装着の収まりが悪いです。

ケーブルの耳部分の形状は自分にあうようにライターで炙って形を整えるのが良いと、ネット上ではよく目にしますし、この形状がフィットする人もいると思いますので大きな残念ポイントとは言い難いですね。

このケーブルの最も残念なところは、音質の悪さです。

おっさん僕は熱心なリケーブル信者ではなく、TRN ST1、CCA C12いずれの付属ケーブルも特に不満なく聴ける人間ですが、そのテキトーな人間を持ってして「このケーブルの音は駄目だ」と言わしめるシロモノということで、お察しください。

簡単に言いますとこのケーブル、音がスカスカのペラペラの薄っぺらい感じになってしまいます。とにかく低音が駄目すぎです。

ASF付属ケーブルにST1とC12も繋いで聴いてみましたが、いずれも音質の低下を実感しました。

このケーブルを持ってしてなお多少なりとも低音の鳴りを感じ取れるASFというイヤホンは、ある意味良いものかもしれません。

 

ASFを買ったら必ずて音が自分に合わないようでしたら、リケーブルを試してみましょうね!

2022/1/31(月) 修正&追記:

KZ ASF 付属ケーブルの耳部分を炙って耳に合うようにしてみました。

KZ ASF 付属ケーブルの耳部分を炙って耳に合うようにしてみました。

付属ケーブルの耳部分をライターで炙って形を整えて自分の耳に合うようにしてみたところ、交換したイヤーピースの耳馴染みの良さと相まって、耳の収まりがバッチリ決まりました。

また、他のケーブルで鳴らしたりこのケーブルに付け替えたりスマホにつないだりDAPに変えたりを繰り返して音質を確かめながら色んな音楽を流して聴いていたら、急に鳴りが良くなってきたようです。

付属ケーブルでスカスカ気味に感じていた音に厚みと奥行きが出て聴こえてきました。耳が慣れただけなのかもしれませんが、音を出しているうちにドライバーが鳴りやすくなってきたのかもしれません。いわゆるエージングというやつでしょうか。たかだか数時間で大きく変わるとも思いにくいですが、実際、鳴りが良くなっていると感じているので何らかの変化があるのかもしれませんね。

今、付属ケーブルでShanling M2sにつないでmondo grossoのアルバムをいくつか聴いてますがASFとの相性が良いです。全体的にメリハリが効いた音で、特に歯切れのよいドラムが心地良いです。これだけ鳴ってくれれば十分ですし、リケーブル必須とまでは言えないようです(耳に合うように加工する手間は必要ですが)。結局のところ、耳にフィットしないことで音がきちんと耳奥に届いていなかったことが音質が悪く聞こえる最大の要因ということでしょうか。それでも低音は他の手持ちのケーブルと比べて若干抑えめに聞こえるので、これは付属ケーブルの特性なのでしょう。

 

製品仕様

製品仕様は以下の通りです。

  KZ ASF CCA C12 TRN ST1
ドライバー 5BA 5BA+1DD 1BA+1DD
端子形状(プレイヤー側) 3.5mmステレオ
コネクタ形状(イヤホン側) 0.75mm 2pin Cタイプ
感度 105dB 112dB 108dB
周波数帯域 10〜40000Hz 7〜40000Hz 10〜40000Hz
インピーダンス 18Ω 24Ω 22Ω
重量 32g 24g 22g
ケーブル長 1.25m - 1.25m ± 5cm

 

KZ ASFは他2機種と比べて感度とインピーダンスが低いですね。DD非搭載だからでしょうか。

周波数帯域はCCA C12が7Hz〜で他2機種より少し低い周波数をカバーしていますが誤差レベルの違いでしょう(違いを聴き分けられないでしょうし)。

重量は見た目の大きさの通り他2機種よりも重くなってますね。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

kumao130z.hatenablog.com

 

聴いてみた感想

上述の通り付属のイヤーピースとケーブルはどうにも駄目でした。

C12付属のケーブルでShanling M2s、ONKYO GRANBEAT DP-CMX1それぞれとアンバランス接続、2.5mm4端子ケーブルに付け替えてONKYO GRANBEAT DP-CMX1をバランス接続して聴いてみた感じとしては、元気に鳴る印象で高音が詰まることなく鳴っています(ちょっと刺さりますが)。また、意外だったのが低音の鳴り方がかなりシッカリしています。なるほど「ドンシャリ」といった印象です。

バスドラムはドンッとハッキリ鳴りますしベースもぼやけることなくハッキリ聴き取れます。DDの有無が低音の鳴りを決める決定的要素になるとは限らない、と思いました。

鳴っている楽器の音それぞれをちゃんと聴き分けられ、音が変に重なったり埋もれたりすることもありません。このあたりは多ドラの恩恵がちゃんと得られているためでしょうね。

空間の感じ方としては左右に広く奥行きは若干少なめに感じました。

バランス接続はさすがといったところで、すべての音の質が1ランク底上げされますね。このあたりはST1やC12でも同様に、イヤホンの特徴そのままに音質が良くなったと感じたとおりです。

全体的に乾いた音に感じられ、TRN ST1やCCA C12のような艶のあるキラキラした音とは方向性が異なると感じました。

ただこのイヤホン、M2s、DP-CMX1ともに他2機種と同じボリュームで差し替えると音が大きいです。また、M2sの音の傾向とASFの音の傾向が合っていないように感じました。いずれもゲインを下げることで改善できましたが、イヤホンを変えるたびにゲインを変更するのもちょっと面倒に思いますね。この傾向はスマホ(Unihertz Jelly Pro、SONY Xperia XZ3)との接続では当てはまらないようで、素の状態で聴いても問題ないと言うかイイ音で聴くことができました。

ちなみに、このイヤホンにどんな曲が合うだろうかといくつか聴いてみた個人的感想ですが、樋口了一1/6の夢旅人2002」がとても気持ち良く聴けて、合っていると思いました。

 

まとめ

以上、今回は中華イヤホンでメジャーなKZ製でありながらレビュー記事の少ない(しかもあまり好意的なコメントのない)ASFを買って聴いてみました。

付属イヤーピースとケーブルとの相性の悪さが故にユーザーに誤った第一印象を与えているであろうこと、リケーブルして聴くことでASF本来の特徴を十分に感じ取れることができ、その傾向はドンシャリで乾いた音(と感じた)であることがわかりました。

ASFの音質傾向は自分の好みに完全には合っていませんでしたが、聴き込んでいくうちに色々な発見がありそうな予感がして、しばらく楽しめそうです。

2022/1/30(月) 追記:

mondo grossoの曲との相性が良いです。

音の傾向にも慣れてだんだん耳に馴染んできてきたようで、これはこれでアリだな、と、このイヤホンの音の楽しみ方がわかってきた気がします。

 

 

また、今回の経験で「リケーブルは意味がある」ことを認識しました(2.5mmバランス接続ケーブルのときは、バランス接続の恩恵と切り分けがつかなかったので)。

それと、TRN ST1とCCA C12が自分の好みの音だということもよくわかりました。

 

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というわけで、イヤホン沼の遊びって奥(底?)が深いなー(底なし?)と思う、おっさん僕なのでした。

 

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