中華イヤホンの沼からこん○○は。おっさん僕です。
TRN-ST1をBluetooth化するケーブルが届いたので早速開封しました。
後述しますが有線と比較して遜色ない模様です。
外箱
目薬でも入っていそうなおよそ5cm四方の小さな箱。表面はとてもシンプル。
aptXと書かれていますので、ちゃんと対応しているはず。
箱の裏面には製品仕様が中国語と英語で書かれています。
ミシン目のところを切り取って箱を開けるタイプのやつです。
箱から透明プラの中皿を取り出したら半透明の袋に入ったケーブルが2つ現れました。
一つは充電用MicroUSBケーブル、もう一つがお目当てのBluetoothケーブル。
内容物、付属品
中身は保証書、説明書(英語と中国語)、充電用のMicroUSBケーブル、そしてカスタムIEM向け2pin CタイプコネクタのイヤホンをBluetoothイヤホンにするアップグレードケーブル。
外観
バッテリー部とリモコン部
ケーブルは右耳側にリモコン部、左耳側にバッテリー部が振り分けられています。
リモコンは「+」「>」「ー」の3つのボタンがあります。
- +短押しで音量UP、+長押しで曲送り。
- 電源OFF状態から>短押しで電源ON、長押しでペアリングモード。
- 電源ON状態から>短押しで再生/一時停止、3秒長押しで電源OFF。
- 着信時に>短押しで受話、>長押しで拒否。
- >ダブルクリックで再発信。
- ー短押しで音量DOWN、ー長押しで曲戻し。
リモコン部裏面には「APTX Bluetooth」と印刷されています。
aptX対応していることは間違いないでしょう。
また、ペアリングする際のIDも書かれています。
コネクタ部
カスタムIEM向け2pin Cタイプのイヤホンと接続できるコネクタです。
コネクタ付近のケーブルはSHURE掛けしやすいように形状を保つ樹脂カバーがされています。
TRN-ST1に付属の有線ケーブルは左右を区別する印はありませんでしたが、このBluetoothケーブルのコネクタ部にはそれぞれL、Rの文字が彫られていて左右が分かるようになっています。
TRN-ST1とBluetoothケーブルを接続
TRN-ST1とBluetoothケーブルの接続は隙間なくピッタリ嵌まりました。
ちなみにここまで見てきてPSEマーク、TELECマークどころかCEマークやFCCマークすら見当たりません。
完全に中国仕様といったところでしょうか。
音の感想
Langsdom T1Pro と同様に試聴不可のため、おっさん僕のスタンド😅「エスパー・ミー」😅に感想を訊いてみました。曰く:
ほんの僅かにデジタル味が付いている感じがしないでもないがたぶん気のせい。MacBook Proと有線接続した場合と比べて音の厚みがやや減っているかもしれない。アンプの性能・特性の違いと思われる。
ただしイヤホンそのものの音の方向性・音質に変化や影響を与えるほどではなく、TRN-ST1の持ち味も気持ち良さもほぼ損なわれない。十分すぎるほどイイ音を保っている。
なおリモコン部の音量ボタンはDAPと連動しておらずケーブル自体(アンプ)の音量を調節するボタンになっているので、DAPの音量とケーブルの音量の両方を弄ってちょうど良い組み合わせを見つけてやると聴きやすくなって良いだろう。
あとXperia Z3、Mojave な MacBook Pro に繋ぐとコーデックがaptXになるので幸せになれる。
とのことでした。
なおTRN-ST1の音の感想は以下の記事に書きましたので、ぜひご覧ください。
まとめ
完全ワイヤレスである必要がなければ、TRN-ST1とBluetoothアップグレードケーブルの組み合わせは最強と言えるでしょう。
もっと言ってしまうと、リケーブル対応のイヤホンで自分好みの音を出すものなら、有線でもBluetoothケーブルに繋いでワイヤレスで聴いてもどちらでも十分満足できると思います。
また、少々値は張りますがリケーブル対応イヤホンを完全ワイヤレスにするBluetoothアダプタも、いずれ試す機会があればいいなァと思っています。
というわけで、リケーブル対応のイヤホンとBluetoothアップグレードケーブルを組み合わせてイイ音を楽しむ新たな遊びを覚えてしまい、もっとイヤホンを買い揃えて聴き比べてみたいという物欲に抗いきれそうもない、沼にズブズブと沈みゆくおっさん僕なのでした😅