皆さん、ネットショッピングしてますかーッ!
ここしばらく多忙すぎてストレスMAX!自分にご褒美という言い訳のもと、また新たなデジタルガジェットに手を出してしまった、おっさん僕です😅
いやあ、それにしても忙しいッ...!
あまりに仕事が忙しすぎて、私生活がボロボロ...😩
ストレス溜まりまくって「キーッ!」ってなって、気づいたらお高いお買い物をしちゃってましたヨー🤣
と言うわけで、今回買ってしまったのはコチラ!
Unihertz Jelly 2 です!
かつてはSony(Sony Ericsson)や日系メーカーが得意としていた超小型PDA/携帯電話/スマートフォンですが、今や中華メーカーの独壇場。そんな中華メーカーの中でもUnihertzは日本向けを意識した端末を展開してくれているありがたいメーカーです。
Jelly 2 は超小型ながらメモリ6GB、ストレージ128GBを搭載、指紋認証と顔認証に対応しています。また、NFC対応に加えFelicaにも対応しているためモバイルSuicaなど電子決済ができるスグレモノです。
外観
Jelly Pro よりもフットプリントが僅かに大きくなりましたが、それでも十分小さいです。
一方、厚さは結構違っていて、Jelly 2 は結構分厚い。
Jelly Pro の過去記事はコチラ。
このように、Jelly 2 はフットプリントは十分小さいが厚みがあって、ゴロンとした感じです。しかしこの厚みがあるおかげで手で握った時にいい感じにしっくりきます。
おっさん僕的には、かつて愛用していたEMOBILEの Sony Ericsson mini S51SE を思い出す握り心地です。
S51SEは大変気に入っていて常に持ち歩いていました。懐かしいなァ...。
ちなみに本体背面には端末情報(IMEI、MEID、認証マーク等)が印刷されたシールが貼られていました。シールの下は薄いフィルムになっていたのでシールだけ剥がそうと思いましたがちょっと難しかったので、フィルムごと剥がしてしまいました。
セットアップ
Jelly 2 のセットアップはCubot KingKong Mini 2 の内容をAndroidの環境引き継ぎの機能を使って行い、Googleアカウントとアプリが引き継げました。
使うSIMはKingKong mini 2 に差していたJCOMモバイルのものを差し替えましたが、APN設定は引き継がれませんでしたのでJCOMモバイルのAPN設定を手動入力しました。
Jelly Proでは接続するのに少し小細工が要りましたがJelly 2 では追加したAPNを選択し、念のため再起動させてからモバイルデータ通信をONにしたら繋がりました。(なんでOFFになっていたのかは不明。KingKong mini 2 の設定が移行されてたのかも?)
- APN→jcommobile.jp
- ユーザー名→jcom@jcommobile.jp
- パスワード→jcom
- 認証タイプ→PAPまたはCHAP
その後、Playストアからいくつかアプリを入れ、JCOM MOBILEアプリをログオンさせ、ホーム画面のアイコンを整理してセットアップ完了。
付属品
Type-Cケーブル、充電器、ストラップ、SIMピン、説明書、予備の液晶保護フィルムが同梱されていました。また、本体は保護ケースが装着された状態で箱に収まっていました。
必要なものが一通りセットになっていましたので、追加で何か買い足さなくてもすぐに使い始められるのが嬉しいですね。
ファーストインプレッション
サイズ感と画面の印象
サイズは95*49.4*16.5mm、重さは約110g。
Jelly Pro はいい意味でプラスチック感溢れるオモチャ的な印象でしたが、Jelly 2 はギュッと凝縮された塊感のあるデジタルデバイスと行った印象です。
手に持った感じはJelly Pro のような「軽ッ!」と言ったものではなく、見た目の割には重量感を感じます。ただし、重たいというわけではなくシッカリしていると言う感触で、ポケットに入れた時などに重さを感じるようなことはないです。
画面はJelly Pro よりは大きいものの僅か3インチで480*854のサイズのため、アイコンや文字は小さいです。特に上部のステータスバー部分の表示が小さく、バッテリー残量の数値を読むのは(老眼のおっさん僕の目では特に)少々厳しいです。
使用した印象
動作は特に引っかかりなどはなく、アプリの起動も特に待たされることもなく快適です。
タップの位置もズレはなく、狙ったアイコンをちゃんと選択できます。
文字入力はJelly Pro よりは遥かにやりやすいですが、KingKong mini 2 よりは僅かにやりづらいです。QWERTY入力はキーが小さいのでやや難儀します。これはもう単純に画面サイズに依存する部分ですので仕方のないところでしょう。
ちなみに入力部分は標準では画面の半分より少し下ほどの高さとなります。
また、画面の小ささによるものと思いますが、左右に指を滑らせた際、主に左に滑らせた時に「戻る」ボタン相当の動作をしてしまう時があります。画面端から橋へのスワイプが「戻る」「進む」に割り当てられているのだと思いますが、画面をドラッグして動かしたいのにスワイプ「戻る」動作になりがちなので、慣れないうちは要注意ですね。
また本機、ラジオ機能も搭載されていまして、アンテナ代わりにイヤホンを繋ぐ必要はありますが、日本国内のラジオの帯域はきちんとカバーされていまして、受信感度も悪くないので、災害時の情報収集にも役立ちそうです。
指紋認証、顔認証
Jelly 2 は指紋認証に対応していますので、早速指紋登録して使っています。
世間のレビューでは指紋認証に失敗しやすいと言う話が出ていますが、確かに最初に登録した時は認識率が悪くてびっくりしました。これは、指紋登録の際に、実際に普段手に持って使うポジションから指紋認証部分に指を伸ばすようにしてやることで、登録後の認識が格段に良くなり、それ以降は今のところ不満なく使えるようになりました。
顔認証も登録しましたが、こちらは特に問題なく普通に認識してくれています。外出時のマスク顔ではダメですが、自宅で使う際には顔認証が快適で良いですね。
音楽再生
標準では音楽アプリは入っていませんので、自分の好きな音楽アプリを入れて楽しめます。
本体のストレージが128GBもありますので、好きな曲をたっぷり入れることができます。
また、最近のスマホでは省かれてしまっているイヤホン端子がありますので、手持ちのイヤホンで気軽に音楽を楽しめます。
イヤホン端子にCCA C12を繋いでAmazon Music アプリで聞いてみましたが、ノイズなどは一切なくクリアな音を楽しめます。ただ、低音が若干ぼやける(DAPに比べれば、ですが。)のと、若干電子みな音質(エレキギターの音が少しベタっとして聞こえます。DAPやBTレシーバーに比べれば、ですが。)に感じますが、電車移動中に聴く分には全然気にならないと思います。そもそもDAPと比べるなよ、って話ですが、このコンパクトサイズだとつい比べたくなっちゃうんですよねえ。
おっさん僕的にはデジタルトランスポーターとしての利用となりますので、音質に関してはEarStudio ES100におまかせすれば良いので全く無問題。
あと、OTG対応なので、何ならShanling M2sをポタアン代わりに繋いで使うのでも良いかも。
2022/7/9(土)追記:
TRN ST1をJelly 2 のイヤホン端子に繋いで聴いてみた感じは極めて良好。エレキギターがベタっとするような感じもなくとても良い音で聴きやすいです。
適材適所ってやつでしょうか。改めて1BA+1DD構成って万能なんだなあ、と見直しました。
2022/7/15(金)追記:
KZ ASFを繋いでmysoundアプリで聴いてみたらかなりいい感じに気持ちよく鳴ってくれました!電車移動の際などはこの組み合わせで十分かも。
なおEarStudio ES100を使えばLDACでつながるので、高音質で聴きたいときはそっちを使えばバランス接続も使えてダブルでハッピーになれますね。
特筆すべき機能
①DSDV
KingKong mini 2 と同様、Jelly 2 もDSDVに対応しています。Jelly ProもSIM2枚差しでDSDS対応ですが片方は2Gしか掴めない仕様で国内は実質SIM1枚運用しかできませんから、Jelly 2 はちゃんと進化していますね。
公私の回線を使い分けたいけど複数端末を持ち歩きたくない人や、メイン回線は通話専用にしてデータ通信を安いMVNOで使いたい人にとって複数SIMを同時に扱えることは本当に諸々捗りますね。
もっとも、Jelly 2 は(Jelly Proはなおのことですが)バッテリー容量がさほど多くないので1台のみのメイン運用、というのはちょっと心許無いですね。まあ、慣れちゃえばヘーキヘーキ!とも言えますが。
常にDSDV、とまでは行かなくても、休日のちょっとお出かけの際にメインのスマホのSIMをJelly 2 に突っ込んで持ち出すのも良いかもしれません。
②プログラマブルボタン
本体右側面の真ん中にプログラマブルボタン(画面上ではスマートキーとなっていますが)と言う赤いボタンがあり、短押し、長押し、ダブル押しのそれぞれに動作を割り当てることができます。
標準では単押し=通話録音、長押し=懐中電灯(フラッシュライト点灯・消灯)、ダブル押し=スクリーンショット、となっています。
KingKong mini やJelly Pro でもフラッシュライトを点灯させて使うことが多いのですが、タスクバーを下に下げて懐中電灯アイコンをタップすると言う動作がJelly 2 ではプログラマブルボタン長押しするだけで良いので、とても便利です。
③ツールボックスアプリ
各種測定などいろいろな機能を提供してくれるアプリです。
中でも驚いたのは心拍数も測れてしまうことで、理屈は分かりませんがメインカメラを指で覆って測定開始すると心拍数をカウントして表示してくれます。
④赤外線リモコン
なんと赤外線機能を搭載しているようでして、テレビ等を操作できるリモコンアプリが入っています。
キャリアスマホ黎明期には赤外線搭載機があったと記憶していますが、その後は搭載機種が絶滅したと思っていただけに、かなり驚いています。
ちょっと調べてみたところ、最近また赤外線を搭載する傾向があるようですね。どうも、家電を操作するために搭載するメーカー(主に中華のようですが)が増えているのだとか。
つまり、かつてのガラケーのようなアドレス交換やファイル転送目的ではない(ので、そのような使い方はできない)、ということですね。
まだこの機能を使っていないので詳細や使い勝手は分かりませんが、この小さい本体にそんな便利な機能まで入っていると思うと、えらく感心してしまいました。
2022/7/13(水)追記:
リモコンアプリを使ってみましたが、とても快適ですね!
バッテリーの持ち
バッテリーの持ちはJelly Pro よりも遥かに良く、KingKong mini 2 と大差がないか少し良いように感じています。今日は主に待ち受けで時々いじる使い方で14時間で残78%の状況。これから使い込んでいくうちに印象が変わるかもしれませんが、現時点では普通の使い方であれば丸一日持ってくれそうに思います。
今後の活用を考えるとワクワクが止まらない!
この超コンパクトなスマホに、世間の普通のスマホの機能のほとんどが搭載されていると思うと、それだけでもうテンションが上がってしまいますね!
バイクナビ(Jelly Pro は位置精度が微妙でダメでしたが)、おサイフケータイ(今はiPhone7 Plusがメインなので小型軽量化できる)、デジタルトランスポーター(今はJelly Pro がメインですが、僅かなサイズ&重量アップで駆動時間が格段に増える)など、いろいろ使い倒してみたいです。
あれこれいじっているうちにアップデート通知が来た!
購入したJelly 2 はAndroid10搭載なのですが、開封してセットアップしてあれこれいじっているうちに、嬉しいことにAndroid11アップデート通知が降ってきました。
まだアップデートはしていないので、Android10で一通りいじり倒してから11にアップデートしてまた新機能を楽しめるだなんて、一粒で2度美味しい!実に嬉しいじゃありませんか!
まとめ
ひとまず開封後に簡単に触った印象を書き残しましたが、おサイフケータイやナビなどまだまだ試していないものがたくさんありますので、今後使っていく中で印象が変わってくるかもしれませんので、悪しからず。
特にバイクナビは、Jelly Pro がイマイチ精度が悪かったのですが、Jelly 2 はGPSだけでなくBeidouとGLONASSに対応していますし各種センサーも充実しているようですので位置精度アップの期待が高まります。KingKong mini から置き換えられるかワクワクドキドキです。
と書きつつですが、ファーストインプレッションは良好。買ってよかったと思っています。
2022/7/10(日)追記:
おサイフケータイを設定して使ってみました。
と言うわけで、新しいオモチャを手にしてゴキゲンな、おっさん僕なのでした!👍
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