皆さん、炊いてますかーッ!
昨日の記事で紹介しましたキャンドゥの「固形着火剤 個包装タイプ」で自動炊飯実験をしてみました、おっさん僕です!
キャンドゥで見つけたエスビット固形燃料っぽい「固形着火剤 個包装タイプ」。
1ブロック10gを使って自動炊飯は成立するのか?を検証しましたヨー。
なお、この「固形着火剤」の注意書きに「本製品が燃焼している間は調理をしないでください。」とシッカリと釘を刺されてますので、あくまでも自己責任ですヨー!
- ベランダ炊飯、準備開始!
- 脱線:今回新たに仲間に加わった道具のご紹介!
- 閑話休題。自動炊飯実験はこんな感じでした。
- 固形着火剤1ブロックでは足りず、2つ目投入
- 結果:固形着火剤10g1ブロックで米1合の自動炊飯は成立せず。2ブロック必要。
- 気になったこと:煤が多めなので道具を綺麗に保ちたい人は避けたほうが良さそう。
- 結論:道具をガシガシ使うタイプの人ならコスパが良いので使って損なし!
- おまけ:自分的課題とか。
ベランダ炊飯、準備開始!
この固形着火剤はエスビット固形燃料と同じヘキサミン(ヘキサメチレンテトラミン)なので屋内利用はNG。と言うわけでベランダでやりました。
折りたたみ椅子、ローテーブル、メスティン、固形燃料&アルコールストーブ兼用の風防兼五徳、ライター、アルミトレー、固形着火剤をベランダに持ち出して準備開始。念のためジェル着火剤も用意しました。
あらかじめ米1合をメスティンに入れて1時間ほど浸水させておきました。それと、炊く前に白だし25mlと醤油10mlほど投入して、炊き込み風味付けをしました。
上段中央の物体を見て「おっさん、こんなの持ってなかっただろ!」と思ったアナタ、鋭いですね!
記事に書いていませんでしたが、先週末に注文して届いたばかりなんです!とにかく使ってみたくて仕方なかったのです😅
脱線:今回新たに仲間に加わった道具のご紹介!
今回買ったのはコチラです。
アルコールストーブと風防兼五徳のセットです。
4枚組の風防の上下を弓状にカットし中央部分にスリットをつけたもので、アルコールストーブを包むシンプルな構造になっています。
固形燃料用の中皿も付属しており、アルコールストーブの代わりに中皿を組み込むとこんな感じになります。
アルコールストーブに少量の燃料用アルコールを入れて着火、コーヒー一杯分の水を入れたステンレスコップを加熱してみたところ、割とすぐに沸騰しました。イイ感じ!
持ち出しやすいように、セリアの釣り用ポーチに一式を格納してみました。
アルコールと固形燃料と好きに使い分けられる、言わば今流行りの「二刀流」なニクい奴!
このセットを僕は「オータニサン」と呼ぶことにする(嘘)。
閑話休題。自動炊飯実験はこんな感じでした。
では本題の「自動炊飯が成立するか」を見てまいりましょう。
五徳の中皿にキャンドゥの固形着火剤10gを1ブロック乗せて着火。
これがなかなか火がつかないので焦りました。
最初はオイルマッチで試したのですが全然つかず、チャッカマンで何度か試してようやく火が着きました。
火がついたのでメスティンを乗せて炊飯開始。
火にかけて7〜8分で湯気がで始めたのは良いのですが、9分ちょっとで着火剤が全て燃焼しきってなくなってしまいました。
固形着火剤1ブロックを使った時点のメスティン内はこんな感じで、水がたっぷり残っていて全く炊けてない。
固形着火剤1ブロックでは足りず、2つ目投入
全く炊けていないので、固形着火剤をもう1つ使って炊飯続行。
固形着火剤2つ目でようやく湯気が立ち始めました。
キャンドゥの固形着火剤10gを使って自動炊飯に挑戦。1つだけでは足りず2つ目を使う必要がありました。 pic.twitter.com/nYxVjJo97b
— 戸田ンザルプくまお (@todansalp) November 22, 2021
このまま固形燃料2つ目が燃え尽きるまで放置、メスティン内を見るとイイ感じに炊き上がっていました。
しっかり炊き上がったので室内に移してしばらく蒸らして炊飯完了。
結果:固形着火剤10g1ブロックで米1合の自動炊飯は成立せず。2ブロック必要。
やはり固形着火剤10gを1ブロックだけでは米1合の自動炊飯は成立しませんでしたが、2つ目を使うことでしっかり炊き上がってくれました。
1ブロック約12円なので、今回の炊飯燃費は24円/回で、アルコール固形燃料25〜30gを使うのと大差なさそうですね。
気になったこと:煤が多めなので道具を綺麗に保ちたい人は避けたほうが良さそう。
この着火剤はかなり煤が多くてメスティンの底が真っ黒になりました。
メスティンの底ほどではありませんが、風防兼五徳と中皿も結構煤けていました。
今回使った風防兼五徳が隙間の少ない作りになっていて、酸素の取り込みにくい構造のような気がしないでもなく、もう少し酸素の取り込みやすいストーブ(ポケットストーブとかミニ焚き火台テトラとか)を使ったらここまで煤けないのかもしれません。
ともあれ、キャンドゥの固形着火剤10gを2ブロックで自動炊飯ができることがわかりましたが、煤が出やすくクッカーやストーブが黒くなってしまいましたので、道具を綺麗に保ちたい人にはこの着火剤の使用は避けた方が良さそうです。
もっともこの商品は本来「着火剤」。炭や薪を燃やす前提の商品です。焚き火台を綺麗に保ちたいなんて無理な話ですし、炭や薪にクッカーを乗せて調理する人にとってはこの程度の煤けかたなんて屁でもないと思いますので、道具を使い込み使い倒しているガチ勢にとってこの商品は、とてもコスパの良い「固形燃料」になると思います。
ちなみに煤だらけになったメスティンと五徳は、食器用洗剤とスポンジでガシガシやったらそれなりに綺麗になりました。
結論:道具をガシガシ使うタイプの人ならコスパが良いので使って損なし!
道具を煤けさせたくない人はアルコール固形燃料25g〜30gを使った自動炊飯をするが吉。
道具はガシガシ使ってナンボ!煤がついても気にしない!コスパ重視!と言う人にはキャンドゥの「固形着火剤 個包装タイプ」は良い選択肢だと思います。ただし、あくまでもこの商品は着火剤なのでメーカー非推奨の使い方となること、つまりあくまでも自己責任となりますことはお忘れなく。
大事なことですから二度言いますヨ!
いいですか?あくまでも自己責任ですからね?おっさん僕との約束だゾ!😘
おまけ:自分的課題とか。
エスビット固形燃料を使うとクッカーに少し煤がつくと言うのはネットでもよく目にしていましたが、恐らく本家エスビットではここまで真っ黒になることはないと思われます。
今回使った風防兼五徳との相性かもしれないので、ポケットストーブやミニ焚き火台テトラで使ってどのくらい煤が出るか実際に試してみたいと思いました。
また、今回メスティンを使うにあたってスタッキングしているものが多すぎて、使うまでの手間が結構かかりましたし、スタッキングしていたものを置いておくスペースも結構必要なことに気づきました。
これはつまり、いざツーリング先で使おうと言うときに結構な手間になるんじゃないかと言うことです。
未だ答えに辿り着けていませんが、スタッキングするもの、分けて一緒に持ち出すものを再整理しておきたいと思いました。(まァ、それを考えている時間がまた楽しかったりするんですがね😅)
あと、セリアのクッカークリップは便利ですね!
メスティンの蓋をフライパン代わりにしたり、直火に掛けたステンレスマグカップを火から下ろしたり、火傷しそうな状況で色々な作業が捗ります!
これは1本は持っておいて絶対損しないですヨ!
と言うわけで、自宅ベランダで「べランピング』(と言い張ってみる)を存分に楽しんだ、おっさん僕なのでした👍
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