皆さん、炊いてますかーッ!
ダイソーメスティンを買って、持ち出しセットを再考中の、おっさん僕です。
気付けば野外炊飯用具がかなり増えて、何をどのタイミングで持ち出して使えば良いかよくわからなくなってきました😅
過去にいくつかセットを考えて試してみましたが、まあまあそれなりに成立してはいますが、少しばかりしっくり来ない感じになってきています。
なので、それらをいくつかのセットに分け、状況に応じて持ち出しやすいようにしようと考えてみました。
考えるにあたって、いくつか基準を設けてみました。
- キャンプ向け、ラーツー(ラーメン/コーヒー)向けの大きく2つのセットを用意する。
- キャンプ向けセットはシングルバーナーや炭などと一緒に持ち出す前提とする。
- ラーツー/コーヒーセットはユニット化して組み合わせを可変とする。
- 全てのセットは災害時持ち出しを考慮し、最低限の燃料と着火器具を組み入れる。
- バイクでの持ち出しと災害時を考慮し、なるべく軽量かつコンパクトにまとめる。
それでは各セットを見て参りましょう。
キャンプ向けセット
シングルバーナーや小型グリルと一緒に持ち出すことを前提とした、もっとも重装備なセットです。
単体運用も可能な内容をひとまとめにしてありますので、災害時にパッと手に取って避難できれば最も頼もしいセットとなります。
クーラーバッグに以下のものを詰め込んでいます。
災害時には食材と一緒に持ち出せれば、それなりの調理に対応が可能となります。
調味料はセット固定にするのは勿体無いので、他のセットとも一緒に持ち出せるように保存用ビニール袋に入れてひとまとめにしてあります。
メスティンセット一式
メスティンセットは以下で構成しています。
- 小型ガストーチ ※普通のライターをバーナーにする便利アイテム
- キッチンペーパー、ビニール袋、洗剤
- 風除け板
- キャンドゥ ミニ鉄板、へら
- ハンドルカバー
- メスティン ※以下のものをスタッキングしています。
- 百均8徳ナイフ
- 折り畳みカトラリーセット(スプーン、フォーク、ナイフ)、百均の分割式の箸
- ポケットストーブ
- 百均固形燃料、百均ジェル燃料 ※災害時向け想定
- バット網
メスティンセット一式だけでも災害時持ち出し用として十分機能しますね。
これからメスティンやポケットストーブ、カトラリーを揃えようという方は、以下のようなセットになっているものを選ぶと手間も無駄もなくお買い得ですね!
バット網はなくても困りませんが、あれば肉まんやシュウマイを蒸したりするのに使えますのでセットに含まれているものを選ぶと良いですヨ!
固形燃料やアルコールストーブは風に弱いので、風除け板も揃えておくと安心です。
背の低いタイプは携帯性が良いですが、最初は背の高いタイプを1つ持っておくのがと良いと思います。
ちなみに小型ガストーチはSOTOのポケトーチというもので、普通のライター(電子ライターではないタイプ)をガストーチに変換してくれるスグレモノです。
食材を炙ったり、木炭に火を付けたり、固形燃料に着火したり、色々と使えますヨ。
購入をお考えの方は、以下の同等品を選んでも良いかもしれません。
ラーツー(ラーメン/コーヒー)向けセット
こちらはダイソーメスティンの活用も考慮し、加熱ユニットと食器ユニットに分けて組み合わせを変えられるようにしてみました。
ベースとなる加熱ユニット
食器(マグカップ、クッカー、メスティン)と組み合わせるベースユニットです。
どの組み合わせでも必ず持ち出すものとなります。
- 百均ジェル着火剤 ※燃料として使います。
- 風除け板
- キャンドゥ 鉄板、へら
- カトラリーセット(百均の分割式の箸、百均の折り畳みスプーン)、百均8徳ナイフ
- 百均ミニトング2種
- ポケットストーブ ※以下をスタッキングしています。
- ボトルコーヒー缶の蓋 ※ジェル着火剤の受け皿として使います。
- パーマネントマッチ(オイルマッチ)
- ライター
カトラリーセットとトング2種は加熱ユニットとは言えませんが、ひとまとめにしたときに収まりが良かったのでセットに組み入れています。
このセットの最大の特徴はジェル着火剤とボトルコーヒー缶の蓋です。
固形燃料はどうしても使い切りになってしまい、ちょっと加熱したい場合には効率が悪い。
そこでジェル着火剤を燃料として、ボトルコーヒー缶の蓋に適量入れて使おうというわけです。
なお、ボトルコーヒー缶の蓋の内側には液漏れ防止の樹脂シートが貼られていましたので、全て丁寧に剥がしました。
お気楽ラーツー向けのマグカップユニット
お気楽ラーツーなど、ふと思い立った時に加熱ユニットと一緒に簡単に持ち出せる、最もライトな組み合わせを想定したユニットです。
見事に百均アイテムで構成されていますね👍
このユニットは単体では完結せず、加熱ユニットとの組み合わせが必須となります。
ただし、ライターやマッチを別で用立てられれば1回だけ最低限の加熱調理ができますし、お湯を調達できればカフェオレとコーンスープが飲めます。
以下写真のように加熱ユニット+マグカップユニットをまとめると、お気楽ラーツー持ち出しセットになります。
下記写真では金串2本(小さいコップを加熱する際の治具として)とシリコン鍋つかみ(小)も追加してあります。
これら一式を巾着袋に収めるとこんな感じになります(少しはみ出すのはご愛嬌)。
このセットを持ち出せばツーリング先でコーヒー(カフェオレ)とコーンスープを楽しめますし、先日買った即席麺&水があればラーツーが成立します。
そして災害時に持ち出せば、最低限の調理(湯沸かし、簡単な焼き物)に対応できます。
ソロキャンプ、デイキャンプ向けのメスティンユニット
先日買ったダイソーメスティンを活用するためのユニットで、デイキャンプ(ソロ飯)、ソロキャンプ、ラーツーの持ち出しが想定となります。
以下写真は保冷バッグに加熱ユニット+メスティンユニットを納めた状態です。
中身はこんな感じです。
- キッチンペーパー
- 百均クッカー(大)
- 百均マグカップ(小)
- 自作アルコールストーブ2種、アルコール燃料 ※災害時向け想定
- 百均ジェル燃料 ※災害時向け想定
- 百均ファイアースターター、麻紐
- カフェオレ粉末、コーンスープ粉末
- ダイソーメスティン ※自作アルスト平型と燃料をスタッキングします。
- 百均の組み立て式三角五徳
実はこのメスティンユニットは災害時持ち出しセットとして成立しています。
それを可能とするのが、ジェル燃料、自作アルスト&燃料、ファイアースターター&麻紐、組み立て式五徳、つまり”ミニマムな加熱ユニット”を含んでいる点です。
有事の際にメスティンユニットと加熱ユニットがひとまとめになっているとは限りませんので、”取るものもとりあえず”メスティンユニットだけ持ち出して避難してしまった場合でも、最低限の調理が可能となるように構成しました。
まとめ&課題:災害時想定をどこで折り合いをつけるか
お気楽ラーツーで持ち出しやすいセットを作ると言う発想から災害時を考慮するところまで発展させていくつかの構成案を考えてみましたが、災害時想定をもう少し深めて考える必要がありそうです。
例えば食材。
調理器具だけあっても食材(水、食料)がなければ意味がない。
一応、今回構成したセットにはカフェオレとコーンスープの粉末を組み入れましたが、それだけでは焼け石に水。
つまり、次に考えるべきは”食材ユニット”です。
米を小分けにしておきセットに組み入れるのか。
即席麺をどのようにセットに組み入れるか、どのように持ち出しやすくするのか。
全てをひとまとめにパッキングしておくのが理想ですが、災害時想定を最優先としてしまうと平時のラーツー持ち出しの取り回しが悪くなってしまうので、そこをどう折り合いを付けるかが課題になりそうです。
と言うわけで、まだまだ迷走が続きそうな、おっさん僕なのでした😅
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