皆さん、整備してますかーッ!
ユリシーズのエンジンチェックランプの原因がわかった、おっさん僕です!
先日、バッテリーを満充電した状態のユリシーズで朝出発して夜遅くまでユリシーズで走り回っていたのですが、帰りに寄ったコンビニを出る際、セルがカカカカッと鳴って回らなくなってしまい、発電不良を疑うに至りました。
最近バッテリーが弱り気味なのは気付いていて、念のためモバイルブースターを持って出かけていたのでエンジンを掛けて自走して帰ることができましたが、危ないところでした。
このモバイルブースターがちょっと賢いというかビューエルのバッテリーとの相性があまりよくなくて、バッテリー端子に繋いでも正常と判断して給電されず、マイナス端子を外してブースターに接続してやらないと動作しません。
この状態でモバイルブースターの電力で難なくセルがまわりエンジンが掛かりますが、ここでブースターを外すとエンジンが止まってしまう。
つまりバイクの発電で点火を維持できない状況が、このモバイルブースターのお陰で判明したわけです。
発電不良はほぼ確定…。
発電不良となると、モタモタしていてはバッテリーがカラッカラになってしまうので家路を急ぎました。
自宅に近づくにつれヘッドライトが暗くなっていき、エンジンも点火が弱いせいかいつもの歯切れ良い音ではなくガーガーガタガタした感じの音に…。
自宅駐車場に着いたタイミングでタコメーターが0を指して動かなくなり、液晶パネルも表示が消えてしまいました。本当にギリギリで家までたどり着けた感じです。
そして本日、発電不良の確定診断のため、再充電したバッテリーをユリシーズに繋いでテスターで電圧を確認しました。
キーOFF状態で12.94V。
キーON状態で12.49V。
エンジン始動後は12.39V。
正常ならエンジン始動後の端子電圧は14Vほどあるはずなので、全く発電していないと判断できます。
この状態でアクセルを煽って回転をあげてやってもせいぜい13V。
発電周りの故障が確定です。
エンジンチェックランプの理由は、走行しているうちにバッテリーを消費し続けてしまい電圧が低くなってしまったため、つまり電圧低下の警告だと思われます。
問題はどこが壊れているのか。
もう少し追い込んでみました。
レギュレータのカプラを外しステータコイルから出ている端子にテスターを繋いで電圧を測りました。
カプラはFスプロケットのカバーの中に収まっていました。
このカプラにステータコイルから交流が出ているはずです。
交流なのでテスターの+と−はどちらに差してもOKです。
エンジンがかかっていない状態では、当然ですが0Vです。
エンジンを始動して電圧を確認するとアイドリング状態で10Vほど出ており、アクセルを煽ると電圧が上がりました。
確認できただけでも35Vくらいまで上がっていたので、ステータコイルは今のところ生きていると判断できそうです。
ステータコイルは生きてる!
— 戸田ンザルプくまお (@todansalp) May 4, 2021
レギュレータ交換で済みそうだ!
良かったー! pic.twitter.com/fHw2DDorT1
ステータコイル被疑は晴れたので、レギュレータの故障が濃厚です。
レギュレータは他車種や汎用品の流用ができるようなのでDIYで何とか対処できそうです。
せっかくなのでリチウムイオンバッテリー搭載にも対応できるMOSFETで置き換えるのが良いかもしれませんね。
しかしまあ、排気デバイスのモーターが故障した思ったら今度は発電周りの故障と立て続け…。
冗談抜きに乗ってる期間よりも直している期間の方が長い…😅
と言うわけで、またしばらくユリシーズに乗れなくなった、おっさん僕なのでした…😭
2022/11/18(木)追記:
ステーターコイルを自力交換した記事も書いてありますので、ぜひご参照ください。
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