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スカイウェイブ250 typeS (CJ43A)に乗って1年、改めて感想

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皆さん、走ってますかーッ!

 

スカイウェイブ250 typeS (CJ43A) に乗って1年が経ちました、おっさん僕です。

 

13,700kmから乗り始めて現時点で19,600kmですので、1年で約6,000kmも乗りました。

購入当初はイモビキーの不良でエンジンが掛かりにくいというトラブルこそありましたが、リコール対応してもらって以降は全く問題なく動いてくれています。

kumao130z.hatenablog.com

 

先日もスカブで道志を回ってきたりしていまして、近所の買い物からツーリングまで幅広く活躍してくれています。

スカイウェイブ250 typeS (CJ43A) 道の駅どうしにて。

スカイウェイブ250 typeS (CJ43A) 道の駅どうしにて。

スカイウェイブ250 typeS (CJ43A) 圏央厚木PAにて。

スカイウェイブ250 typeS (CJ43A) 圏央厚木PAにて。

 

乗って1年経ったので、改めてスカブの感想を書こうと思います。

 

購入1ヶ月後の感想記事はコチラ。

kumao130z.hatenablog.com

 

1ヶ月乗った感想と違いがあるのか、以下書き綴ってみます。

 

車体・外観

前回はこんな印象でした。

さすがビッグスクーター、見た目の迫力があります。車体は長く、低いです。 横幅はそれなりにありますが、それでも乗ってみると意外とスリムに感じます。 取り回しも思ったほど重くは感じませんでした。 ビッグスクーターと言う典型的なイメージよりはスリムで軽い、といえます。 もっともこのあたりは、CJ44以降は横幅が広くなって車重も増えているそうなのでCJ41A〜CJ43Aまでの特徴なのかもしれませんが。 タイプSなので外装はメーカ純正カスタムされていて、ショートスクリーン、メッキハンドル、追加のLEDブレーキランプ(車で言うところのハイマウントストップランプ)が搭載されています。 また、ヘッドライトは前オーナーがハロゲンからLEDに入れ替えていて、とても明るいです。

スカイウェイブ250タイプS(CJ43A)の感想 - くまお、遊ぶ。

コチラは印象は変わらず。

外観は当初から相変わらず好みでカッコいいと思っています。

取り回しも見た目の大きさに反して意外と軽く、困ることはありません。

駐輪場での「車庫入れ(?)」は跨ったままバイクを前後させてやってますが、足つきも良いのでなんらの不満もありませんが、車体が長いので切り返しが少し億劫な程度です。もっとも、ハンドル切れ角が大きいこともあってそれほど難儀することはなく、むしろハンドル切れ角の少ないユリシーズの方が難儀します🤣

 

シート、乗車姿勢

前回はこんな印象でした。

さすがビッグスクーター、シートは広く座りやすいです。硬すぎず柔らかすぎずで、長時間座っていられます。走るソファーと呼ばれるのも納得です。 また、タイプSなのでシートにはバックレストが付いています。タイプSSにはついてないそうです。あるのとないのとでは腰回りの負担が全然違いますね。コマジェもバックレストが付いていましたし、あった方が圧倒的にラクです。 このバックレストは前後に位置調整ができるので、乗り手の体格に合わせることができます。 体の大きいおっさん僕は目一杯後ろにずらしてあります。 この状態でフロアボード前方に足を置くと軽く膝が曲がる程度で、グローブボックスに膝が当たることもなく、非常に快適です。 体の大きい人でも乗車姿勢がゆったりするので、乗っていて疲れにくいと思います。

スカイウェイブ250タイプS(CJ43A)の感想 - くまお、遊ぶ。

コチラも印象変わらず。

座りやすく、腰への負担も軽いというかほとんどありません。

着座姿勢は、おっさん僕が大柄(185cm)なためフロアボード前部に足を付けた状態でも腿よりも膝が上に来る、いわゆる「カマドウマ」状態ではありますが、体への負担などは一切なく快適に乗れています。

むしろ最近は歳のせいかユリシーズに乗ると腰がバキバキになってしまい、スカブの方が楽ちんで出番が多いです(夏場でオーバーヒートするのが嫌だ、という理由もありますが)。

 

積載性

言うことなし!大満足!シート下の巨大なラゲッジスペースは超便利! 手持ちの折りたたみチェアはすっぽり収まりますし、その状態でメスティンセット、折りたたみテーブル、ペットボトルの水、カッパを入れてもまだまだ余裕があります。 それとハンドル横の小物入れとハンドル下のグローブボックスもとても便利。 ハンドル横の小物入れはスマホ(iPhone7 Plus)やマスクを入れるのに使っています。 ETCを搭載していない人なら、ここに高速道路のチケットとお金やETCカードを入れておけば、ICで支払うときに少しばかり幸せになれると思います。 グローブボックスはかなり容量がありますが内部の形状が左右非対称で、向かって左側のスペースが特に広くなっていて500ccのペットボトル3〜4本くらいなら余裕で入ると思います。 グローブボックス内の向かって右側は奥にバッテリーが入っていますが、手前側にスペースがあり350mlのキャップ付きコーヒー缶/ペットボトルを横置きで2段積みできる程度の広さがあります。 また、グローブボックス内の真ん中あたりにシガーソケットがありますので、USB変換アダプタがあればスマホを充電することもできます。 おっさん僕のスカブはグローブボックスにETCの機械が入っていますが、普段はペットボトルと財布を入れる程度なので、余裕ありまくりです。

スカイウェイブ250タイプS(CJ43A)の感想 - くまお、遊ぶ。

コチラもやはり印象変わらず。

回転寿司やピザの持ち帰りも、折りたたみチェアやカッパを入れたままのシート下に楽々収納できちゃう積載性は1年経った今でも感動ものです。

ハンドル横の小物入れは最近はほとんど使っていませんが、別に邪魔になるものでもありませんし、いざというときに役に立ちますので頼もしい限りです。

グローブボックスには冬場にコンビニで買ったカイロを入れたままだったりしますが、グローブボックス内に電源ソケットがあるので移動中にモバイルバッテリーやスマホを充電器に掛けて収納しておくといった使い方がメインになってます。

 

加速、速度

スタート加速

ネットの評判ではスタートダッシュがダルダルと言うことでしたが、言われるほど加速は遅くないと思いました。ウエイトローラーを少し軽くしていたコマジェの加速感と比べると確かにダルな印象はありますが、それでも走り出せば250ccなりのトルクでグイグイと前に出て行ってくれます。 それと、初めて乗った時に気付いて面白かったのが、スタート加速する際にリアがクイッと持ち上がる感じがするんです。シャフトドライブのBMWを試乗した時もそんな感じだったので、何だか不思議な感じがしました。

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コチラは印象が若干変わりました。

不満と言うほどではありませんが、スタート加速、特にゼロ発進に若干のもっさり感、物足りなさを感じています。車の流れの邪魔になるほどではないですし(車の後ろについた際のゼロ発は3,500〜4,000回転も回してやれば十分)、スタート加速時に5,000回転ちょっとまで回してやればグイグイ加速してくれますので特に問題はありませんが、これはすっかり乗り慣れたために印象が変わった感じですね。

高速道路

高速道路の合流加速も割としっかりスピードに乗ってくれますので、不安なく本線合流できます。 追い越し加速も問題なく、90km/h〜100km/hあたりからでも120km/hまでスルスルっと加速します(新東名で確認)し、遅い車を追い越すのもほんの少しの注意(追い越し車線の後方車両との距離に気をつけながら追い越す)をすれば良いだけで、さほどストレスなく追い越せます。そして、流れに乗った巡航でも追い越し加速や車線変更でも常に車体は安定していて横風や路面変化などに姿勢を乱されにくいので、とにかく不安なく走らせられます。 ただ、250ccと言う排気量のためあまりスピードを出すとエンジンが回ってる感がすごい(100km/hで回転数7,000rpmを超える)です。高速道路で普通に流れに乗って走れるだけの性能はありますが、自分的にはせいぜい80〜90km/hくらい(回転数6,000rpmくらい)で左車線をのんびり走りたい感じです。

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コチラも印象が若干(良い方向に)変わりました。

すっかり乗り慣れたこともあり、合流や追い越し加速の際にガンガン回して行くようになったおかげで、スカブの本領を知ることができました。

合流、追い越し共に加速性能は必要にして十分。

7,000回転以上回しても特に問題ありませんし車体は常に安定傾向なので、100km/h区間の巡行もすっかり平気になりましたし、遅めの車がいたらサッサと追い越すようになりました。逆に言うと、そういう走らせ方にスカブがキッチリ応えてくれている、ってことですね。

ETC搭載していることもあり、最近ではスカブでのツーリングの際に高速道路を使う割合が増えています。

坂道

ネットの評判では上り坂で加速しないと言うことでしたが、これも道志〜山中湖〜箱根あたりを走っていても特に不満なく上り道で加速できていますので何ら問題ないです。山中湖〜小山の明神峠・三国峠あたりだと、もしかするとスピードが乗らないかもしれませんが、まだ試してないため不明です。 下り坂はエンジンブレーキが弱めのためスピードが乗りやすいです。勾配きつめの下りなどは、前後ブレーキに頼ることになりますので、フェードやベーパーロックを起こさないようにブレーキの使い方に気をつけなければいけませんね。

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コチラは印象変わらず。

普通に走らせていて坂道でおかしなことになることは一切ありません。

登りでアクセル開けているのに失速するようなことはないですし、アクセルを開けてやればシッカリ加速して登ってくれます。

下りはやはりエンジンブレーキ弱めです。ブレーキできちんとスピード調節してあげればいいだけ。下りでブレーキの使い過ぎで効かなくなるようなことも今のところありません。

むしろ、エンジンブレーキが弱いが故、車間距離と速度をしっかりコントロールしてあげることで燃費良く走らせることができると思っています。

走行安定性

車体がかなりしっかりしていて、路面変化に姿勢を乱されるようなことはほとんどないです。 サスペンションもよく仕事をしてくれていて、特にリアのモノショックはかなり優秀です。 コマジェでは突き上げを喰らいまくっていましたが、スカブで突き上げを食らうことは今のところありません。 カーブを曲がっている最中も車体は安定していて不安感はありません。 常にタイヤが路面にしっかり接地してる、っていう安心感があります。

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コチラも印象変わらず。

常に車体は安定傾向で、よほど無茶な走らせ方をしない限りまず破綻するような不安感はないです。

かといって、曲がらないと言うことこともなく、むしろカーブでも車体は常に安定しつつ、そこからの修正舵にもキチンと応えてくれますので、狙ったラインを狙い通りに走らせることができます。高速道路の車線変更も何の不安もなくスイスイ行けます。

とにかく楽ちんで安心で乗りやすい。

旋回

ビッグスクーターの宿命ですが、バンク角はかなり浅いです。 なんてことない下り坂途中の交差点を普通に左折した際に、センタースタンドがガリっと路面に擦れたのはちょっと驚きました。コマジェで普通に曲がれていたところなのに。 このバンクの浅さのせいで、キツいカーブが続くような道だとかなり神経を使うことになり、通常の乗車姿勢のまま走り抜けるにはかなりのペースダウンを強いられることになります。 ただ、乗り方を工夫することである程度カバーすることができます。なるべく寝かさず走らせれば良いのです。 つまり、大袈裟なまでのリーンインで曲がる。これです。 車体自体はカーブでも安定しているので、体をなるべくイン側に入れて外足でバイクを寝かせすぎないように調節してやれば、カーブに沿って気持ちよく曲がってくれます。 インに腰を落として曲がるような走り方をする場合は、足はフロアボード前側に置くのではなくシート下付近に置いて、車体を踵で挟む感じにすると姿勢が安定しますよ。 それとカーブを曲がっている最中にクラッチが切れるとイン側に倒れ込んでしまうので、リアブレーキ(CJ43Aはコンビネーションブレーキですが)を引きずりながらアクセルを少し開けてカーブを抜けるようにすると良いと思います。

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コチラは印象自体は変わりませんが、1年乗ったお陰で曲がらせ方がすっかり身についた感じです。

基本はリーンイン、峠道などでは上体を伏せ気味(頭をやや前方に置く)にしつつ足をシート下のフロアボードに置き腰をインに落としてバイクをなるべく寝かせないようにする(外足を踏んでバンク調節する)ことで、タイトなカーブでもセンタースタンドを擦ることなくそれなりのペースで走ることができます。と言いますか、今ではセンタースタンドを擦ることがなくなりました。

曲がらせ方がわかったお陰で、スカブで走るのが結構楽しくなってます。

燃費

今のところ普段使いで26km/l前後、ツーリングで30〜33km/lと言った感じです。 高速道路走行がメインの場合は30km/l前後です。 今はまだ燃費走行のコツが掴めていないですが、もう少し燃費を伸ばせそうな気がします。

スカイウェイブ250タイプS(CJ43A)の感想 - くまお、遊ぶ。

これは全く変わらず。

多少の渋滞に巻き込まれようが、回して走ろうが、普段使いは25〜26km/l(たまに25を切ることはありますが)、ツーリングは30km/l〜です。大柄なスカブでこの燃費は実に素晴らしい!

気になるところ

・エンジンを止めた状態のスカブの近くにしばらくいると、不定期に「クゥ〜」と子犬のように鳴きますwなんかカワイイw 恐らく気化したガソリンがどこかから抜けてる(圧抜きの口がある?)んじゃないかと勝手に思ってます。

・シートダンパーが緩くて開けたまま保持するのが難しいです。

パーキングブレーキワイヤーが切れていて使えません。まあ、今のところ実害なしですが。

スカイウェイブ250タイプS(CJ43A)の感想 - くまお、遊ぶ。

1点目と3点目は特に変わらず。3点目は単に直していないだけですが😅

2点目のシートダンパーですが、冷間時に顕著なことがわかりました。エンジンが温まってシート下が暖かい状態ではダンパーが踏ん張ってくれます。(ダンパー内のオイルかガスが温まることで踏ん張るようになるのか?うーん、謎)

ただ1点、1年乗って一冬越したことで気づいたのが乗車中の寒さ。ユリシーズは巨大な空冷1,200ccのエンジンを太いフレームで包んでいる構成ではありますが、エンジンの発熱量が多くフレームまで熱くなり、冬場はそれが暖房として機能している一面があり、あまり寒さを痛感することはありませんでした。対してスカブは250ccの水冷エンジンが車体後方下側に配置されており、カウルと大きなシートが遮蔽物になっているため、エンジン熱が乗り手に伝わることがないため、冬場はとても寒いです。スカブで冬場のツーリングは寒さ対策をしっかりしないと、割と冗談抜きに凍えます。せめてグリップヒーターくらいは付けておきたいものです。まあ、逆に言うと夏場はスカブの方が熱くなくて良い、ってことなんですがね😅

 

このような感じで、1年経った現在でも当初の印象から大きく変わることはなく、むしろ、乗り慣れたこともありすっかりスカブを気に入っています。最近ではユリシーズを走らせるのが億劫になりつつあるので困ったものですが😅

 

と言うわけで、スカブに乗って1年、あまりの便利さ快適さにすっかり人間がダメになった(元からダメ人間じゃねえかよ!という異論は認めるw)、おっさん僕なのでした🤣

 

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