超小型燻製器を手にしてから色々なものを燻しているおっさん僕ですが、その中でも燻製調味料は作り置きするくらいすっかりハマっちゃいました。
調味料を燻製にすることで、今まで味わったことのないような斬新な持ち味を加えることができるんです。
これはもうおっさん僕的には鉄板ネタということで、燻製調味料の作り方や味の感想の過去記事を本記事にまとめました。
(過去記事の内容は削除して本記事へのリンクに置き換え予定です)
また、これからも色々な調味料を燻製にしてみて、良い結果が得られたら都度こちらに加筆していこうと思います。
超小型燻製器のメリット
- 大掛かりな装置は要らず、燻製器と密閉できる容器があれば燻製を作れる。
- 食材を加熱せずに燻製風味を付けられる。
- 保冷が必要な食材(バターなど)にも燻製風味を付けられる。
超小型燻製器の仕組みはこちらの記事に書いたように、チップを燃やして発生するスモークを本体内のファンで吸い取り、パイプを通して排出、食材を入れた容器にスモークを充満させて密閉ししばらく寝かせる(スモークを馴染ませる)ことで燻製風味を付ける仕組みで、大掛かりな装置などは要らず簡単お手軽に燻製を作れます。
この仕組みのおかげで、熱源と食材が物理的に離すことができるため、加熱したくない食材、例えばお刺身などにも簡単に燻製風味をつけることができるんです。
また、食材は容器に入っているためそのまま冷蔵庫に入れることができますので、保冷が必要な食材も燻製風味をつけることができるんです。バターやマーガリンのような保冷しないと溶けてしまう食材にも燻製風味を付けることもできちゃうんです。
燻製にするオススメ調味料は醤油とマヨネーズ
イチオシは燻製醤油!これはぜひ試していただきたい!
今回紹介する3種の中でも燻製醤油はイチオシです!
特にお刺身を燻製醤油に付けて食べるのが最高に旨い!
例えば脂の乗ったサーモン。新鮮なお刺身なのに燻製の風味があって、スモークサーモンとも違う新しい味と出会えますヨ。もちろんサーモン以外の魚のお刺身も斬新な味わいを楽しめちゃうんです。
他にもドレッシングを作るときに使っても面白いかもしれません。サラダやカルパッチョにきっと合うと思いますヨ!
なお我が家では作った燻製醤油を醤油差しに入れてキッチンに置いてあるのですが、数日経っても燻製の風味がしっかり出ているので、暇のある時に作り置きして置いていつでも燻製風味を楽しむことができます。
おっさん僕は燻製醤油をすっかり気に入ってしまったので、なるべく切らさないようにマメに作るようにしていますヨ😊
燻製醤油はネットショッピングでも手に入りますので、燻製器をお持ちでない方も一度試してみてはいかがでしょうか?
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燻製マヨネーズはディップ向き!和え物に使っても旨い!
燻製マヨネーズは、マヨネーズが持つ酸味とスモークの酸味が合わさったところに燻製の風味が乗っかってきて、それ単体でディップ用のソースとして十分旨いです。
魚肉ソーセージ、かまぼこなどに付けて食べたら結構いいおつまみになりますヨ。
また、サラダや和え物にも向いていると思います。
茹でた鶏胸肉を使ったサラダのドレッシングに使ったり、ツナ缶に和えたり、面白いところではピーナッツと和えたりしても旨いですヨ!
我が家では燻製マヨネーズが家族に評判が良くて、燻製醤油を作るときに少量ですが一緒に作り置きするようになりました。
燻製マヨネーズもネットショッピングで入手できますので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
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燻製塩は控えめだけどいい仕事をしてくれる隠し味的存在
燻製塩は単体で匂いを嗅ぐと燻された感じがわかりますし、単体で味を確かめると燻製というよりは煙寄りの風味がついているのがわかります。
ただ、やはり塩だけあって風味よりも塩味がメインで、料理に使っても燻製感は出にくいと思います。試しに刺身用サーモントラウトを燻製塩を振って一晩置いてみたところ塩の効果で身がしっかり締まりましたが、残念ながら期待していたようなスモークサーモン風にはなりませんでした。
それでも燻した効果はちゃんとあって、例えばサラダを塩だけで食べるときに燻製塩を使えばほのかに燻製の風味が出ます。なので、コレステロール対策でドレッシングを使いたくないときに使ったり、刺身につけたりするのに使うと良いと思います。
燻製塩の使い道はこれから試行錯誤を重ねて見つけて行こうと思います。
燻製塩もネットショッピングで手に入りますヨ!
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燻製調味料の作り方はとても簡単!安価な小型燻製器で作れます!
密閉できる容器に調味料を入れて、燻製器でスモークを充満させて容器ごと冷蔵庫に20〜30分ほど入れておけば出来上がりです。
もし燻製の風味をもっと足したい場合は、同じ手順をさらにもう1〜2回ほど(全部で2〜3回)繰り返せばOKです。ちなみにおっさん僕はだいたい3回やってますが、人によってはマヨネーズを燻すのは1回でいいかもしれません。
ポイントは3つ「適切なサイズの容器」「長めに寝かす」「2〜3度繰り返す」
以下の3つのポイントをおさえることで、超小型燻製器を使って効率よく燻製風味をつけられます。
適切なサイズの容器を使う
容器のサイズが大きければスモークが入る量も多いから燻製風味も良くつくと思っていたのですが、色々試してみて、燻製にする食材の量にあった少し控えめサイズの容器を選んだ方が風味が良くつくようです。
調味料の燻製を作る際、例えば醤油の場合は容量300mlのタッパに100mlほど入れて燻製にするのがちょうど良い感じだと思います。
また、調味料ではありませんがちくわも300mlのタッパに収まる大きさに輪切りにして詰めて燻製にするとちょうど良い感じでした。
もしかすると300mlタッパはこの超小型燻製器がベストなのかもしれませんね。
スモーク充満したら長めに寝かす
この超小型燻製器の説明書に従うとスモーク充満させてから10分ほどで完成のようですが、より長い時間寝かせることでよりしっかり燻製風味がつくようです。冷蔵庫で寝かせるとさらに良いと思います。
そしてこの、冷蔵庫に入れて燻製にできるのは超小型燻製器を使うメリットの一つです。
スモーク充満して長めに寝かすのを数回繰り返す
しっかりと燻製風味をつけるにはやはり時間をかけることです。
1度のスモーク充満でも説明書の記載(10分)より長めの時間(30分〜)寝かせればよりしっかり燻製風味がつきます。 それを何度か繰り返すことでさらに強く燻製風味をつけることができます。ただし、食材や調味料によってちょうど良いタイミングがあると思いますので、色々と試してみて自分の好みに合う時間と回数を見つけてみてくださいね。
燻製の作り方・燻製器の使い方
超小型燻製器を使って燻製風味をしっかりつける3つのポイントをおさえて、美味しい燻製調味料に仕上げましょう。
- タッパなど密閉できる容器に調味料を適量入れます。
醤油の場合、300mlのタッパに100mlほどがちょうど良いと思います(液体は容量の1/3程度が目安)。マヨネーズはタッパの底全体が隠れる程度(タッパの高さの1/4を埋める程度)、塩の場合はもっと少なめに入れて良いです。
- 燻製器の準備をします。電池を入れ、ホースを繋ぎ、チップトレーにチップを載せます。
- 調味料を入れた容器に蓋をして少し隙間を開け、燻製器のホースを差し込みます。
写真は別の容器で別の食材を燻製にしたときのものです。300mlタッパの場合は蓋の一角を少し開けてホースの先を2〜3cm差し込めば良いです。
- 燻製器の電源を入れ、チップトレーのチップに着火します。
燻製器の使い方のTwitter動画にしてありますので、以下を参考にしてください。
超小型燻製機の性能を余すところなく発揮すべく、燻製専用タッパの開発に着手、成功した旨、急ぎ報告する。
— 戸田ンザルプくまお (@todansalp) July 3, 2020
我が軍はこれを燻製専用タッパ「くん君くまおスペシャル」と命名する。
なお本件および実戦投入結果は改めてブログにて報告する。
以上。(笑)https://t.co/Ol6wRjZXIA#燻製 pic.twitter.com/bFqLiLbb8q - 容器がスモークで充満されたらホースを抜き、すぐに蓋をして密閉します。
写真は別の容器で別の食材を燻製にしたときのものですが、スモークが充満するとこのように中が不透明で食材が見えにくくなります。
- 容器を冷蔵庫に入れ、しばらく(30分〜)寝かせます。
- 燻製風味をもっとしっかりつけたい場合は、手順3.〜6.をもう1〜2回繰り返します。
燻製器を使ったらお手入れもお忘れなく!
まとめ
食材の旨味を引き出してくれる名脇役、調味料。
いつも食べ慣れている塩、醤油、マヨネーズなどの調味料はそれ自体がとても美味しいのですが、安価な超小型燻製器を使ってお手軽簡単にもうひと工夫”燻製風味”を加えることで、よりいっそう美味しくできたり新しい味にできたりしちゃうんです。
皆さんもぜひ、色々な調味料を燻製にして新しい味に出会ってみませんか?
おっさん僕の愛用の燻製器はコレです
おっさん僕の愛機、Wancleの燻製器とスモークチップはコレです。購入時の価格は燻製器2,599円(税込み)、スモークチップ440円(税込み)でした。
売り切れなどの場合は以下もご参考に、ぜひご覧ください。
というわけで、食材はもちろん調味料も燻製にすることで新しい味に出会えることを実感し、探究心を掻き立てられてしまうおっさん僕なのでした🥰