皆さん、AIしてますかーッ!
ここ一週間、生成AIにどっぷりハマっている、おっさん僕です!😁
手持ちのMacBookたちに Steble DIffusion Web UI AUTOMATIC111 を導入してみたもののパワー不足?で生成時間が長く、少しでも時間短縮できないかとあれこれ試していますがなかなかうまくいきません。
パワーのあるPCを導入するのが最も手っ取り早い解決策だと分かってはいますが、それは長い目で見ていずれ導入できればいいなあ、といった感じ。お金も掛かりますしね。
で、Stable Diffusion Web UI の生成時間短縮の取り組みは一旦脇に置いて、視点を変えてMac用の別の生成AIツールがあるんじゃないかと思ってちょっと調べてみたところ、良さそうなものを見つけました。
「DiffusionBee」というアプリで、Intel Macにも対応しています。
こちらのページで紹介されているのを見つけて導入してみた次第です。
https://www.kazukiyoko.com/post/mac用画像生成aiアプリ【diffusionbee】(ディフュージョン・ビー)徹底攻略-完全利用マニュアル
MacOS 12.0 Monterey以上に対応していると記載ありましたので 我が MacBook Pro 15インチ 2015 でも使えるんじゃないかと期待してdmgファイルをダウンロード、いざインストールしようとしたところアプリアイコンが🚫状態になっていまして、どうやら Monterey には非対応な感じ。
少なくとも過去には対応していたであろうと考えて探してみたらGitHubにあったので、対応している中で最も新しい2.2.1(Beta)を導入しました。
ついでなので MacBook Pro 13インチ 2017 用に最新版の2.5.3もダウンロードしておきました。
導入していざ画像生成したところ Stable Diffusion Web UI AUTOMATIC1111 よりも速く、体感で3〜4割ほど時間短縮された感じ。
MacBook Pro 13インチ 2015 の方も同様に、速くなったと体感できました。
もしかするとdGPU/iGPUをうまく使って生成しているんじゃないかと思いアクティビティモニタで監視してみたところ、まさにその通りでした。
15インチの方はdGPUフル稼働に加えiGPUも少し使っている気配がありました。
13インチの方はiGPUフル稼働していていました。CPUはそれなりに使ってますがStable Diffusion Web UIのCPUのみよりは負荷が少ない感じ。
Stable Diffusion Web UI AUTOMATIC1111では17インチの方はdGPUのみ使用でiGPUは使っておらず、15インチの方はそもそもGPUを使った生成ができずCPUを指定していたので、この差が生成時間に現れていると思います。
MacBook Pro 13インチ 2017 で生成した画像はこんな感じでした。
モデルはDiffusionBee標準を使っています。
結構いい感じです!👍
Stable Diffusion Web UI はコマンドラインから実行させる必要がありますが、DiffusionBeeはアプリケーションアイコンをクリックすれば動かせるのも、手間がなくて嬉しいですね。
ただ、機能面では少し制約があるみたいです。
・2.2.1(Beta)はLoRAに非対応。SDXL、FLUX.1に非対応。
・2.5.1(2024/8/28時点で公式ページからダウンロードできるもの)はLoRA対応だが、SDXLとFLUX.1には非対応。
・2.5.3はLoRA対応、SDXLとFLUX.1に対応してそう(modelの導入画面上は)だが、手持ちのモデルを入れようとしても反映されない。
まさに絶賛開発進行中、といったところでしょうかね。
ともあれ、StableDiffusion Web UI と比べてパフォーマスが良く手持ちのMacBookたちでもギリギリ実用になりそう(とはいえ数分は待つ必要ありますが)なので、ローカル環境ではしばらくDiffusionBeeで遊ぶことができそうです。
ちなみに、超非力な MacBook 12インチ 2017 (core m3 1.2GHz、SSD256GB、メモリ8GB)でもDiffusionBee以外のアプリを動かさない状態であれば時間が掛かるものの、画像生成ができました。(13インチ、15インチはいずれもメモリ16GB)
というわけで、まずは金を掛けずにローカルな生成AI環境構築を模索している、おっさん僕なのでした!
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