皆さん、走ってますかーッ!
Vmax納車待ちの、おっさん僕です!
いやあ、納車が待ち遠しい。
前回は過去に乗ったバイクを書き並べました。
今回は、納車を待つ間のワクワク気分のついでに、かつて憧れたバイクを書き並べてみようと思います。
SUZUKI RG400Γ/500Γ
僕をバイクに夢中にさせてくれた大師匠ケビン・シュワンツ。1986年にRG-Γ500、その翌年からRGV-Γ500に乗っていたようです(Wikipedia調べ)。
僕がWGPに熱中し出した1990年頃は既にRGV-Γ500で、マシンを巧みに操るケビン・シュワンツのアグレッシブな走りは今でも忘れられません。
そんなレーサーマシン、RG-Γ500に保安部品を取り付けただけと言ってもいい(言い過ぎかw)RG500Γ、免許制度に合わせて排気量を落とした400Γですが、2stの400cc/500ccのレーサーレプリカなんて、ほんと憧れしかなかったです。
2stと言うとピーキーなイメージしかありませんが、実際にはその排気量の恩恵でトルクがあって乗りやすかったとかなんとか(乗ったことないので知らんけど)。
SUZUKI GSX750S/GSX1100S KATANA
漫画「バリバリ伝説」「キリン」の影響です。
バリバリ伝説のヒデヨシのカタナとグンの「しび子ちゃん」CB750Fの峠バトルシーン、キリンのカタナと「デカ尻」ポルシェの超高速バトルシーンに、シビれましたねー。
やはりカタナは、その唯一無二のデザインがとてもカッコ良くて最高ですね。
そして、中免コゾーだった当時の僕にとって雲の上の存在。
当時は運転免許試験場で「限定解除」、いわゆる一発試験に合格するしか乗る手段がなく、ヘタレなおっさん僕は結局一度も一発試験は受けませんでしたが🤣
あのカッコ良さに憧れて、後にGSX400S KATANAに乗るきっかけとなりました。
KAWASAKI GPz900R NINJA
これも漫画「キリン」の影響です。あと、映画「トップガン」。
キリンのチョースケがカッコいいんですよね。チョースケに憧れて、ロン毛にして革ライダースに自作のGベスト(着古したGジャンの袖を切っただけw)を羽織ってバイクに乗っていたのは内緒w
チョースケが死んだのは本気で凹みました。バリバリ伝説でヒデヨシが死んだ時以来のショックだったなあ。
漫画とはいえ、バイクは楽しいだけの乗り物じゃない、乗ることのリスクと覚悟が要るってことを教えられ、今現在まで「生きて帰る」ことを常に念頭に置いてバイクに乗ってきました。今現在も五体満足「こっち側」に在り続けられるのはありがたいことです。
閑話休題。
当時のバイトの先輩がGPz900Rに乗っていて、バイト先の敷地内(工場地帯の倉庫で敷地が広かったのです)で少しだけ乗らせてもらったことがあるんですが、跨ってみると想像していたよりコンパクトで重さもあまり感じず、それでいながら400ccとは明らかに違うトルクと加速に感動したのを今でも覚えています。
キリンに熱中していたちょうどこの頃(リアルタイムではなく数年遅れで単行本を読み漁ってました)、当時21〜22歳くらいだったと思いますが、学校の駐輪場で雑誌「Do Bike」の人に声を掛けられて、まさにチョースケ風の姿で雑誌の片隅に写真掲載されましたw(Do Bikeに載った話はこちらの記事)
KAWASAKI ELIMINATOR
低く構えたドラッグレーサースタイルが、実にカッコいい!
排気量は関係なく、エリミネーターはとにかく「カッコいい」バイクの代表格だと思ってます。
これは何かの影響とかではなく、心底「カッコいい!」と思ったバイクです。今でも自分の中で「カッコいいバイク」のまま変わりません。
残念ながら乗る機会がないまま現在に至りますが、これからも自分の中で「カッコいいバイク」で在り続けることは間違いありません。
HONDA VFR400R(NC30)
こちらも何かの影響というものではなく、当時のレーサーレプリカの中で最もカッコいいと思っているバイクです。
スズ菌感染者としてはGSX-Rを推したいところではありますが(GSX-Rの耐久レーサーな雰囲気ムンムンなのも大好きですが)、NC30は理屈抜きにカッコいい!
ありがたいことに若い頃にNC30を所有することができて、NC30で走り回っていたあの頃は今でも良い思い出です。
HONDA AFRICA TWIN、TRANSALP400V
ビッグオフロードマシン(今でいうアドベンチャー系)も大好きで、パリダカールラリーで砂漠を走るバイクはとってもカッコいいと思います。
道なき道を突き進むビッグオフロードマシンに憧れ、アフリカツインに大変憧れました。
当時、免許的に(も金銭的にも)乗ることができない雲の上の存在はKATANAと同じ。
なので、アフリカツインと同系統のトランザルプ400Vもまた、免許的に乗れる身近な存在として「乗ってみたい」と憧れました。400KATANAと同様、後にトランザルプ400Vに乗るに至りました。
それと、おっさん僕のツーリング仲間が数年前にアフリカツインに乗り換えており、実車を見る機会が多くて地味に嬉しかったりします。
YAMAHA TDR250
ビッグオフロード風でありながらオンロードのようでもあり、TZR譲りの2stパラレルツインエンジンを搭載している、ある意味キワモノ。
これもまた唯一無二の存在で、一度は乗ってみたいと思ったものでした。
このコンセプトはTDM850、TDM900に受け継がれたのかな?もちろんTDMも大好きです。
今となっては2stを維持するだけの覚悟も財力もありませんので、TDRは僕の中で憧れのバイクの1つとして輝き続ける存在です。
Buell S1 Lightning
これは比較的最近(と言っても20年ほど前)ですが、マスツーで寄った「海ほたる」でその存在を目の当たりにし、一発で惚れました。
小さくまとまった異様に短い車体にデカい空冷Vツインエンジン、ドロンドロンと低く響くアイドリング。それは本当に衝撃的でした。
その存在を知り、調べてみてさらにびっくり!スポーツスターの排気量1,200ccエボリューションをベースに専用パーツが組まれたメーカーチューンドなエンジンを搭載!
あの小さな車体に1,200ccのエンジン!?って知っただけでひっくり返りそうになりました。
所有したいというよりも、あまりに特異なその存在に対する畏敬の念が強いです。
Buell XB12X Ulysses
Buellというメーカーとそのバイク作りの考え方を知り、その後、Buell XBシリーズに興味を持ち、アドベンチャー系が好きでトランザルプを気に入って乗っていたこともあり、ただでさえキワモノなXBシリーズの中でもアドベンチャー系という最もキワモノ感の強いXB12Xユリシーズに興味を持ちました。
OHV空冷Vツインという、どう考えても低回転トルク型でややダルいスロットルレスポンスを想像させるエンジンが、どういうわけか(OHVにしては)レスポンスよく(OHVにしては)ビンビン回り100psもの馬力を叩き出してしまうし、1374mmという250ccレプリカ並みの超ショートホイールベース、異様に径の大きいブレーキディスクと内側(軸側)から挟み込むキャリパー(ZTL)、燃料タンクを兼ねる太いフレーム、オイルタンクを兼ねる太いスイングアーム、エンジン直下に置かれたミサイルのような太いサイレンサー...色々と(いい意味で)おかしいバイクに「どんな乗り味だろう?」と強い興味と憧れを持ちました。
あまりに稀有な存在に、所有するどころか乗る機会もまずないだろうと思っていたのですが、縁あって所有し乗るに至りました。
これまで乗ったどのバイクとも全く違う異質な乗り味とエンジンフィーリングは全く色褪せることなく、乗るたびにワクワクさせてくれます。
この度乗り換えを決意し、ユリシーズとは程なくお別れとなってしまうのは寂しい限りですが、大型2台所有は流石にキビシイので、泣く泣く手放すことにしました。
KTM 690DUKE
オフロード系由来のモタード系でありながら、よりオンロードに寄ってストリートファイター系の雰囲気も併せ持つ690DUKE。
これもまた何かの影響とかではなく、カッコいいから好きです。
ただこのバイク、調べれば調べるほど、ものぐさなおっさん僕には向いていない。
定期的なタペット調整、短いオイル交換サイクル、そしてよく目にするエンジントラブルの話。
乗ってみたいとは思いますが、所有するには相当の覚悟が必要だと思いつつ乗り換え候補には上げたことがあったものの、結局手を出さず現在に至ります。
YAMAHA Vmax1200
理屈抜きにカッコいい!80年代に登場して40年近く経った今現在でも、強烈にカッコいい!
これはもう憧れどころの話ではなく、バイクに乗り始めた若い頃は、Vmaxのその存在すら幻ではないかというくらい自分の中で「Vmaxに乗ろうだなんて身の程知らず、恐れ多い」バイクでした。なんというか、現実味がない、自分には縁のない、SFの世界の乗り物のように感じていました。
1,200ccという大排気量(ユリシーズに乗っている今では非現実的な感覚は無くなりましたが)、145psという桁違いの馬力(ユリシーズもスペックとしては100ps超えてますし、最近のSSやメガスポはもっと高出力なので数値に対する非現実的な感覚は無くなりましたが)、Vブーストというなんだかよく分からないがサイボーグ009の加速装置のようにとんでもない加速力を生み出す秘密装置(というイメージ)、何から何まで衝撃的存在でした。
あの当時の僕は、Vmaxに乗ることなんて想像すらできませんでした。あの頃の自分に「30年後に乗ることになるよ」なんて言ったらどんな反応をするだろうか?
しかし先日、Vmaxに跨ってみて非現実的なものから現実的な存在に変わりました。
とはいえ走らせたことは一度もありませんので、その乗り味やVブーストを効かせた走りはどんなものか未知の世界。今はただ、走らせるのを楽しみにワクワクしながら納車されるのを首を長くして待っています。
というわけで、ワクテカが止まらないおっさん僕なのでしたw
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