2022/4/15(金)追記
eBayで注文したクラッチケーブルが届くまでまだ少し掛かるので、せめて明日明後日にユリシーズを走らせられたらと思い、クラッチケーブルのタイコ補修を再実施。
今回はキッチリやれて、しばらくクラッチをニギニギしてもすっぽ抜けそうな気配はなかったのでうまくいった模様。
2022/4/11(月)追記
仮補修したまま銀ロウで固めても強度は保てず、家の近所でタイコが抜けてしまった。
およそ3kmを200kgの車体を押して帰り、スカブで出直す羽目に...。
前々回補修した際のタイコは1年持ったのだが、なかなか難しいものだと痛感した。
経緯
クラッチランプ受け部分が破損したプライマリーカバーを交換した際に、クラッチケーブルの接続部が固着していて取り外しの際にケーブルのアウターが捩じ切れてしまった。
当時、ユリシーズのクラッチケーブルの入手ができず、XB12SXの中古ケーブルを入手したが、XB12SXのケーブルはユリシーズには短いのでユリシーズのケーブルとニコイチして再利用をした。
この際、ケーブルのタイコを飛ばして流用したが、当時は粘土でタイコの型取りをして、ケーブル端を差し込んで銀ロウを流し込んでタイコを作ったのだが、これが約1年後に、あろうことか環八の真ん中車線で信号待ちの時に見事にすっぽ抜けてしまった。
ネジ固定タイプの応急用タイコを見繕って仮修理をしたが、クラッチケーブル交換を考える前にあちこち故障し出して、それらの修理対応を優先して今に至る。
本来ならば新品交換するべきだが、ステーターコイルで大枚を叩いた直後であり、お財布事情から今回は仮修理した応急用タイコを銀ロウで固めることにした。
作業
あらかじめ固めておいた石膏にドリルで穴を開けてタイコの型を作る。径は8〜9mm程度。
穴を開けたらケーブルをはめる溝を掘っておく。
銀ロウは金属の匙に乗せてバーナーで加熱して溶かしてから流し込むのだが、前回それではうまくいかずバーナーで炙って溶かしながら流し込む必要があるのを忘れていて、無駄な手順を踏んでしまった。
ケーブル端を嵌めた型の上にグルグル巻にした銀ロウを乗せ、ミニバーナーで炙って溶かして型に流し込み、冷えたら型を割ってケーブル端を取り出す。
型から取り出したままではクラッチレバーに嵌らないので、鉄ヤスリで削って整形して表面を滑らかにしてやる必要がある。
あとは明日、クラッチレバーに嵌めてみて、鉄ヤスリでさらに形を整えて現物合わせをしたら作業完了となる。
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