くまお、遊ぶ。

いい歳こいたおっさんの遊び。

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工作:燻製専用タッパを作ってみた(吸排気口を設置)

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皆さん、いつもご覧いただきありがとうございます!

燻製大好き!おっさん僕です!

 

今日は、おっさん僕の図工の時間です。

今日のテーマ:燻製専用タッパを作る

という欲望のもと、超小型燻製器をもっと簡単に、もっと便利に使えるようにすべく燻製専用タッパなるものを思いついたので、制作に取り掛かりました。

 

その名も「くん君くまおスペシャル」!(笑)

 

まずは完成形をご覧ください

出来上がったものがこちらです!

吸排気口を取り付けた自作の燻製専用タッパ「くん君くまおスペシャル」

吸排気口を取り付けた自作の燻製専用タッパ「くん君くまおスペシャル」

吸排気口を取り付けた自作の燻製専用タッパ「くん君くまおスペシャル」

吸排気口を取り付けた自作の燻製専用タッパ「くん君くまおスペシャル」

タッパ側面の下寄り、反対側面の上寄りに吸排気口を取り付けました。

 なお、どっちが吸気口でどっちが排気口なのかは、燻製器を使うその時々の自由です😅

やること:タッパに穴を開けて開閉自在な吸排気口を付ける

超小型燻製器を使っていて思うのが、容器(タッパや保存袋)にスモークを充満させる際にどうしても出てしまう「漏れスモーク」を少しでも減らせないか、あわよくばなくせないか、ということです。

おっさん僕は足りない頭をフル回転して考え、気付いてしまったんです!燻製器のパイプと同サイズの穴があれば効率良くスモークを充満させらるんじゃね?」と。

だが今回のおっさん僕の頭はいつもより少しばかり冴えていて、もう一つ気付いてしまったんです!「入れた分だけ出してやねば入らぬではないか!」と。

そこで穴を2つ開けて自在に開閉できる吸気口と排気口を取り付けようと思い至りました。

自在に開閉できる魔法のアイテム!クーリッシュ(チアパック)の口の部分を使います

開けた穴を自由に開閉する方法は...ここでも足りない頭をフル回転して考え、またもや思いついてしまったのです!「クーリッシュの口の部分を外したら使えるんじゃね?」と。

飲むアイスとか飲むゼリーなどで使われる容器、チアパックと呼ぶらしいんですが、たまたま我が家の冷凍庫にあったクーリッシュの容器の口の部分をみたらキャップが付いてて開け閉め自由なうえに、超小型燻製器のパイプの出口とぴったりフィットするじゃないですか!

吸排気口にピッタリ!クーリッシュ(チアパック)の口の部分

吸排気口にピッタリ!クーリッシュ(チアパック)の口の部分

超小型燻製器のホースがピッタリ嵌ります。

超小型燻製器のホースがピッタリ嵌ります。

これを使わぬ手はないと言う訳で、タッパに穴を開けてクーリッシュの口の部分を取り付けることにしました。

それではいよいよ図工の時間ですヨ!

使用した工具はハンドドリル、グルーガン、ハサミ、カッター、棒ヤスリ

使用した工具:ハンドドリル、グルーガン、ハサミ、カッター、棒ヤスリ

使用した工具:ハンドドリル、グルーガン、ハサミ、カッター、棒ヤスリ
  • ハンドドリルの刃は細めのもの2〜3種類(2〜5mm径)あれば十分です。一番小さい経の刃から使います。
  • ハサミとカッターは少し大きめのものが良いです。いずれもチアパックの口の整形に使います。また、ハサミはタッパに開けた穴を広げるときに、カッターはタッパに開けた穴のバリ取りにも使います。
  • 棒ヤスリはなくても問題ないです。細い棒ヤスリ(円形やカマボコ形)があればタッパに開けた穴のバリ取りが楽になります。
  • あと、接着剤を忘れずに。手持ちの接着剤はポリプロピレン(タッパ容器の材質)接着不可だったので、グルーガンホットボンド)を使います。大手の百均ならほぼ確実に扱ってますね。

チアパックの口の部分を切り取って整形する

  1. チアパックから口の部分を切り離し、よく洗いよく乾かします。
  2. 口の部分に接着されているフィルムを剥がします。

    フィルムを剥がし出っ張り(赤丸箇所)と接着剤を削り落とします。

    フィルムを剥がし出っ張り(赤丸箇所)と接着剤を削り落とします。
  3. フィルムを剥がしたら出っ張り部分(上の写真の赤丸箇所)を切り取り円形に整形します。ニッパーで一気に切り取っても良いですし、カッターやハサミで切り取る際は怪我をしないように少しずつ丁寧に削り取ればOKです。

    出っ張り部分を削り、タッパとの接合面をなるべく平たく整形します。

    出っ張り部分を削り、タッパとの接合面をなるべく平たく整形します。

タッパに穴を開ける

  1. ハンドドリルで小さい穴を開けます。大きいドリルで一気にやってしまうとタッパが割れてしまうので要注意!ハサミの先が入る程度の穴が開けばOKです。

    小さいドリルで穴を開け、一つずつドリルのサイズを上げて穴を広げます。

    小さいドリルで穴を開け、一つずつドリルのサイズを上げて穴を広げます。
  2. ハサミの先(片側)を穴に差し込み、グリグリと回して少しずつ穴を広げます。時々ハサミを抜いてチアパックの口の部分が刺さるか確認し、ぴったり刺さるまで繰り返します。開ける穴はおよそ10mm経くらいです。

    ハサミの先を差し込んでグリグリと穴を広げていきます。

    ハサミの先を差し込んでグリグリと穴を広げていきます。
  3. 穴の周囲に出ているバリをカッター等で丁寧に削り取ります。棒ヤスリを使うとバリ取りが楽にできると思います。

    穴の周囲にバリが出ているので丁寧に削り取ります(両面とも)

    穴の周囲にバリが出ているので丁寧に削り取ります(両面とも)

タッパの穴にチアパックの口を取り付ける

  1. 整形したチアパックの口をタッパに取り付けます。

    穴を開けたらチアパックの口の整形した側を差し込みます。

    穴を開けたらチアパックの口の整形した側を差し込みます。
  2. 整形したチアパックの口とタッパの接合部周囲をグルーガンで固めます(両面)。

    チアパックの口とタッパの接合部周囲(両面)をグルーガンで固めます。

    チアパックの口とタッパの接合部周囲(両面)をグルーガンで固めます。
  3. グルーガンで固めた箇所が乾燥したらチアパックの口を引っ張ってみて、しっかりくっついたか確認します。
  4. チアパックの口(吸排気口)にキャップをしてタッパに水を注ぎ、漏れがないか確認できたら完成です。ピューピュー漏れ出るようならグルーガンを盛って塞ぎます。(滲み程度の多少の漏れなら気にしなくてOK)

使い方

記事上部1枚目の写真のように設置して使うことを想定しています。

吸排気口のキャップを開けておき、超小型燻製器のパイプの先を吸気口に差し込んでチップに着火します(想定)。排気口からスモークが吹き出し始めたらキャップをし、燻製器のパイプを抜いて吸気口にもキャップをします。

2020/7/3(金)追記:燻製専用タッパ「くん君くまおスペシャル」を実戦投入した動画と、作ったスモークおつまみの記事をそれぞれアップしましたので、ぜひご覧ください!

kumao130z.hatenablog.com

kumao130z.hatenablog.com

まとめ

とりあえず作るだけ作って水漏れしないことまでは確認ができました。

実戦投入しましたら、結果をまた別の記事で皆さんにお披露目しようと思います。

 

なお、おっさん僕の愛用のWancleの燻製器スモークチップはコレです!いい感じに燻してくれますヨ!

なお燻製器の購入時価格は2,599円(税込み)、スモークチップは440円でした。ご参考まで。

 

売り切れなどの場合は以下もご参考に、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

というわけで、超小型燻製器の可能性が広がったような気がして、早く試したくて仕方ないおっさん僕なのでした😄