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Shanling M2s レビュー:Bluetooth機能編

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皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。

最近やたらと音にこだわりだした、おっさん僕です。

 

先日届いた Shanling M2s のBluetooth機能のレビューです。

kumao130z.hatenablog.com

 

USB-DAC機能編は以下をご覧ください。

kumao130z.hatenablog.com

 

先にざっくりと書きますと:

機能面は、Bluetoothイヤホン向けにSBC/aptX対応、BluetoothレシーバーとしてはSBCのみ対応と思われます。リモコン「HiBy Link」機能は移動中の電車・バス内で便利な時もありそうですが、M2s自体が小さいのでさほど出番はなさそうです。

音質面はBluetoothイヤホンに繋いで再生する場合はイヤホンに依存する部分がそれなりにあり、なるべくならaptX対応機器を使った方が良いです。M2s+KZ Bluetoothアップグレードケーブル+C12は結構オススメです。

Bluetoothレシーバーとして使う場合はM2sの音&接続しているイヤホンの音にはなってくれるがSBC接続オンリーなのが少し足を引っ張っていて、必要に迫られない限り積極的に使うメリットはなさそうです。 

Bluetooth機能は大きく3つ

Shanling M2s のBluetoothは大きく3つの機能があります。

  • Bluetoothイヤホン接続機能
  • Bluetoothレシーバー(受信)機能
  • スマホからM2sを操作するリモコン「HiBy Link」機能

Bluetoothイヤホンと接続する送信機能

Bluetooth搭載DAPとしては当然対応している必須機能ですね。

KZ Bluetoothアップグレードケーブル、完全ワイヤレスイヤホンsky-free H88を接続してみました。

 

kumao130z.hatenablog.com

 

 

kumao130z.hatenablog.com

 

KZ Bluetoothアップグレードケーブルと接続

M2sの[システム設定]-[Bluetooth]からBluetooth機能をON/OFFできます。

BluetoothをONにすると画面右上にBluetoothアイコンが表示されます。

また、Bluetooth設定メニュー画面にはペアリング済み機器が一覧表示されていて、接続デバイスを選ぶことができます。

M2sとKZ Bluetoothアップグレードケーブルを接続

M2sとKZ Bluetoothアップグレードケーブルを接続

 

 

接続されたデバイスの項目には「接続済」と表示されるので、複数のBluetoothイヤホンを使い分けている場合は一目でわかるので便利です。

接続されたイヤホン(KZ Earphone)の項目に「接続済」と表示されます。

接続されたイヤホン(KZ Earphone)の項目に「接続済」と表示されます。

 

Bluetoothイヤホンを繋いだ状態で音楽再生すると、M2s画面右上のBluetoothアイコンの左側に使用中のコーデックが表示されます。

KZ BluetoothアップグレードケーブルはaptX対応なので「A」と表示されました。

aptXで再生している場合はBluetoothアイコン左に「A」の文字が表示されます。

aptXで再生している場合はBluetoothアイコン左に「A」の文字が表示されます。

M2sとKZ Bluetoothアップグレードケーブル(イヤホンはCCA-C12を使用)をBluetoothで繋ぐとaptX再生されますので、とても高音質なイイ音を楽しめます。

sky-free H88と接続

sky-free H88に繋ぎかえましたがBluetoothアイコン左横の文字は「A」のまま変わりませんでした。

M2sとsky-free H88をBluetooth接続

M2sとsky-free H88をBluetooth接続

接続後はM2sのBluetooth設定メニューでsky-freeに「接続済」と表示されます。

接続後はM2sのBluetooth設定メニューでsky-freeに「接続済」と表示されます。

 

H88はSBC/AAC対応なのでAAC接続なのかと思いましたが、音楽再生をすると「S」に表示が切り替わりました。

つまりM2sはAACには対応しておらず、SBCで再生しているということでしょう。

余談

H88をXperiaiPhoneと接続した際にイヤホンを長タッチするとスマホの再生音量を上下にリモコン操作できるのですが、M2sと繋いだ場合はM2sの音量は変わらずH88イヤホン自体の音量が上下しました。

sky-free H88の場合はBluetoothアイコン左横に「S」と表示されますのでSBC再生と思われます。

sky-free H88の場合はBluetoothアイコン左横に「S」と表示されますのでSBC再生と思われます。

しかしSBC再生だからと言って極端に音質が悪くなるようなことはなさそうです。

ただ、同じ音源(ロスレス)をMacBook Pro+sky-free H88(SBC)で再生した場合と比べて少し音が平坦に感じられました。

なおMacBook Pro+M2s(SBC)+CCA-C12で再生した場合は高音質を保って聴こえるので、M2sが送信側でSBC再生の場合は多少の音質低下があるかもしれません。

Bluetoothレシーバー機能

KZ Bluetoothアップグレードケーブルと同様、 M2sに繋いだイヤホンをBlluetoothイヤホンとして振る舞う機能です。

M2sをBluetoothレシーバーとしてMacBook Proに接続

M2sをBluetoothレシーバーとしてMacBook Proに接続

この機能を使っている状態ではM2s自体の操作はできません。

Xperia Z3、iPhone7 Plusそれぞれと繋いだ状態でM2sの曲戻し、再生/一時停止、曲送りボタンはリモコンボタンとして機能し、iPhone7 Plusの曲戻し、再生/一時停止、曲送りができました。

ジョグダイヤル操作はプレイヤー側の音量ではなくM2sの音量操作になっていています。また、ジョグダイヤルを押し込んでも何も起こりません。

なお、戻るボタンを押すとBluetoothレシーバー接続が解除されます。

Xperia Z3、iPhone7 Plus、MacBook Proと繋いでみましたが、いずれもBluetoothアイコン左側には何も表示されませんでした。

M2sのBluetoothレシーバー機能はSBCのみ対応と思われますが、音質が悪いということはなくM2sとCCA-C12の組み合わせの音そのものの感じ(イイ音)です。

スマホからリモコン操作する「HiBy Link」機能

 Shanling のMシリーズのセールスポイントの一つ、スマホアプリからプレイヤーをリモコン操作できる「HiBy Link」という機能に対応しています。

これはスマホAndroidiOS)にあらかじめ専用アプリをインストールしておき、M2sのBluetooth設定メニューで「HiBy Link」をONにしてスマホとペアリングすることで使用可能となります。

M2sをiPhone7 PlusからHiBy Linkで操作できます。

M2sをiPhone7 PlusからHiBy Linkで操作できます。

M2sをHiBy Linkで操作する際、再生中ファイルのアートワークがスマホにも表示されます。

M2sをHiBy Linkで操作する際、再生中ファイルのアートワークがスマホにも表示されます。

ひとまずiPhone版アプリを入れて試してみました。

HiBy Linkを使うデバイスを選ぶ画面

HiBy Linkを使うデバイスを選ぶ画面

HiBy Linkデバイスとペアリングされたことがアプリ画面でわかります。

HiBy Linkデバイスとペアリングされたことがアプリ画面でわかります。

スマホからM2sを操作できるので便利ではあるのですが、イケてないところもあります。

音量操作はちょっとというかかなりイケてなくて、iPhoneの音量ボタンで上下することはできるのですが、何故かiPhoneの着信通知音量も一緒に上下してしまいます。

また、操作性に影響はしませんが、アルバム選択画面に並んでいるアルバムは残念ながらアートワーク表示されません。

 

HiBy Linkのアプリは以下です。

 

iPhone用アプリ
海贝音乐

海贝音乐

  • Dongguan Haibei Information Technology Co., Ltd.
  • ミュージック
  • 無料

apps.apple.com

 

Android用アプリ

play.google.com

 

まとめ

主にBluetoothの機能をレビューしました。

結論としては:

  • M2sをCCA-C12やTRN-ST1などのリケーブル対応イヤホンで聴くなら有線接続するのが最良だがKZ Bluetoothアップグレードケーブル経由のワイヤレス(aptX)でも十分イイ音なので、ケーブルが煩わしい状況かどうかで使い分ければ良い。
  • aptX非対応だがAAC対応のBluetoothイヤホンを持っている人は、AAC対応のスマホやプレイヤーを持っているならその環境で聴いた方が良さそう。
  • M2sをワイヤレスで使いたい人はaptX対応イヤホンも一緒に買うと幸せ度アップ。
  • M2sとCCA-C12の有線接続は最強にイイ音。

といった感じでした。

 

リケーブル対応の高音質イヤホンCCA-C12の開封記事はこちら 

kumao130z.hatenablog.com

 

 リケーブル対応でリーズナブルな高音質イヤホンTRN-ST1の開封記事はこちら

kumao130z.hatenablog.com

 

通勤通学のお供にはより小型軽量な機種がオススメ

M2sは品薄で新品の入手が難しくなっているようですので、通勤通学時の利用目的で今からShanlingのDAPの購入をお考えの方はM2よりも小さいM0、M1、Q1を検討してみてはいかがでしょうか。

(M0、M1もそろそろ品薄な気配なのでQ1一択になりつつあるかもしれません)

M2sと同様の機能搭載でふた周り以上小さくタッチパネル操作に対応しているM0

 M2sと同様の機能搭載で縦が短く小型軽量なM1

M0と同様タッチパネル対応で一回りだけ大きいQ1

 

 

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